こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

2年目の真実-禁煙成功者の独白

2007-08-10 09:35:54 | ブログ

タイトルが大げさなわりに大した中身じゃないことを最初にお断りしときます。笑

要は、このブログも満2周年を迎え、自分なりに振り返り、まとめてみたいというだけです。

3年目を迎えての感想は、とにかく、よく続いてるなという事と実際の年数よりずっと長く書き続けてる気がする事です。

何故長く感じるのかサッパリ分らないですが、飽きっぽい私がここまで書いてこられたのは本当に奇跡に近いことです。

さて、このブログは元々、減量計画と禁煙をテーマに始めたブログでした。

減量して中年太りの体に活を入れ若い頃の体を手に入れる、つまりオヤジ腹を根絶したいと願って始めたのです。

減量にはダイエットとカロリー消費運動及び筋肉を付けるという3要素が不可欠で、あわせて長年の夢であった禁煙も一緒に実行して、事細かにブログでリポートするつもりでした。

日々、ブログでその闘いぶりを日記風に書き綴ることで、なんか頑張れる気がしてブログを書き始めたわけです。

しかし、実際には、変化が乏しく毎日更新していくにはネタが不足するし、新鮮味がないので、ドンドン違う事を書いていく内にいつしか現在のカタチになってしまったのです。

禁煙が成功して、もう喫煙者に戻らないという確信が持てたのもブログ内容変化の一因でした。

そして肝心の減量計画の方は1年ほどで結局、挫折してしまい、若い頃の体を取り戻すには、ついぞ至らずじまいでした。

途中、膝を傷めるというアクシデントに見舞われ、大好きな「走る」ことが出来なくなった事がショックでパタリと運動をやめてしまった事が大きいようです。

それに、呼応するように「食べる」方も歯止めが利かなくなり、順調に進行していた減量も瞬く間に元へ戻る始末でした。

まあ、今月に組合の仕事の任期が終了次第、すぐにでもまた再チャレンジするつもりでいるので、あまり悲観的には捉えたくないと思っています。

さて、禁煙に関してはその後も順調に推移していて、完全に成功していると自負しています。

この最後の禁煙にチャレンジするまでの数年間、何回も禁煙→喫煙→禁煙の悪循環にハマっていたのがウソのようです。

やめることの出来ない自己嫌悪にさいなまされ続けて、悲壮な思いで最後の禁煙生活に挑んだのが今になっては笑える話です。

過去に30年以上の喫煙人生があった事など忘れるくらい、現在はタバコとは無縁の生活をしています。

今にして思えば、禁煙~喫煙を繰り返したことは、完全禁煙者になるための助走期間になっていた気がしてなりません。

その助走期間を通じて本当にタバコをやめたいという気持ちをピークに持っていくことが出来たんだと思います。

一口にタバコをやめたいといっても、周りがそうだからとか、家族に言われたからとか、トレンドだからとか、健康の為だからとかの漠然とした理由では、やめる動機としては弱いでしょう。

タバコを吸うことがカッコイイとか、百害あっても一利くらいあるだろうとか、一日に1本くらい吸うペースなら大丈夫だろうとか、すこしでもそんな気持ちが心の底にあるとすれば、キッパリやめることは困難です。

タダで貰っても、捨てるくらいタバコを吸うことがバカらしく思えるくらいの気持ちになれないと禁煙者への道は開かれないと言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、禁煙できない自分を責める必要もなく、”タバコなんて吸いたくない!”と思い続けていれば、何回挫折しても大丈夫です。

たとえ失敗を積み重ねていても、逆にやめたい気持ちが自然に高まっていくはずです。

但し、進歩の無い失敗はダメです。

少なくとも禁煙期間が少しづつ延びていくような実績が必要かと思います。

自分だけでなく周りを見回しても、絶煙した人たち共通に言えることは、最後はきっぱりやめたということです。

本数を減らしていってやめたという人は聞いた事がありません。

禁煙中に、ふと自分を襲う、「1本だけでも吸いたい-ポンバケ」を乗り越えられる日が必ず訪れると思います。

本気で禁煙を目指している方には、是非乗り越えて欲しい壁だと思います。

それを過ぎれば、ウソのように楽になります。

それが自信につながり、そこまでいけば、たとえ酒の席で貰いタバコをしても、もう喫煙者に戻る事もないハズです。

告白すると、つい先だって、組合の仕事関係の酒席で貰いタバコをしましたが、その時限りで、再び吸いたい気持ちには全くならなかったのです。

勿論、そうした会合への参加が今後無いことを見越した上でのいたずら心でしたことで、タバコを吸うことをどう感じるかの実験だったわけです。

2本ほど吸ったのですが、1本目は予想に反して美味かったのは意外でした。

が、2本目はキツく、辛く感じて、もう吸えない感じがして最後まで吸いきれなかったので、心より安心しました。笑

それにしても、非常に危険な”実験”でした。

よっぽどの自信が無い限りやめといた方がいいと思います。

繰り返しますが、やめたい気持ちを持ち続けている限り、絶対タバコはやめられます。

一人でも多くの禁煙を目指している方が成功することを願って止みません。

久々の原点に立ち返っての「禁煙ネタ」でした。