こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

米国での運転は楽しい?

2006-08-24 22:21:00 | 旅行記

レンタカーの話題を書いたら、自分の今までの米国での運転を振り返りたくなったので、その思い出を少々綴りたい。

外国でレンタカーを借りたのはアメリカでしか経験がなく、これは今でも同じで変わっていない。

記念すべき第一号は新婚旅行で行ったマイアミである。

19年前の事で、アメリカに行ったのが初めてなら、米国で車を運転するのも初めてだった。従って左ハンドルと右側走行にかなり戸惑った覚えがある。

とは言え、直ぐに慣れてマイアミからキーウエストまでの約3時間のロングドライブを楽しむことが出来た。

Hnymnコンバーティブルを転がして、7マイルズブリッジの上を走っていく爽快感は今でも忘れられない思い出だ。新婚だったし、何もかもが新鮮で、もう嬉しくて、相当はしゃぎ回っていた。

ボタン一つで屋根がトランクへ収納されるオープンカー、マイアミを走るのがこんなに似合う車も他にない。

そのハネムーン時の唯一の失敗は夜のマイアミ市内を走っている時、左折しようと反対車線に入りかけた事があったくらい。

何車線もある道路を左折しようとした時、夜で暗く対向車がいなかったので、つい左側通行の癖が出てしまったようだ。

センターラインもしくはセンターの植え込み等などが常に運転席側という風に強く意識すれば意外と簡単に慣れることが出来る。

しかしながら、ワイパーとウインカーのレバーは今だに間違う事しばしばである。慌てていると必ずと言っていいほど、ウィンカーの代わりに空しくワイパーがウィンドウを擦ることになるのだ。

その後、マイアミからバハマへ飛行機で飛び首都ナッソーで再びレンタカーを借りた。ここは日本と同じ右側通行だったが、路上駐車していたら、見事にレッカー移動されて罰金を払うハメに・・・。トホホ、駐禁に引っかかったのは後にも先にもここだけだった。

その後米国へ行く度、何回も借りたが事故も自損トラブルもなかった。

但し、他のトラブルならあった。

スピード違反で捕まったハワイ島。ヒロからキラウェア火山見物のあと、南回りでカイルア・コナへ向かう途中の田舎道をガンガンすっ飛ばしていたら、知らない内にパトカーに追いかけられていた。

ひたすら”アイムソーリー”の連発で窮地を脱することが出来たのは本当に運が良かった。旅行者というのは多少大目に見て貰えるのかもしれない。英語が全然分んないフリが一番イイかも。

次のトラブルはもっと怖かった。

カウアイ島でワイメア渓谷を見に行った時の事だ。

急な上り坂に車を止めて帰ってきたら、車からガソリンがポタポタと滴り落ちていたのだ。道路を濡らす勢いだったので結構な量が漏れていた。

渓谷の眺めが今一なので場所を変えようと2分あまりで車へ戻ってきたのが幸いした。大事に至る前にガソリンの流出を止める事が出来た。

レンタカーを借りた前の客が満タンにした時のキャップの締めが甘く、上り坂の傾斜に耐えられずにガソリンが溢れ出していたのだ。

誰かが知らずにくわえタバコをポイ捨てしたらと考えるとゾッとした。

引火してドッカンでは堪らない、命を失くしては何の為の旅行か分らない。

今後もレンタカーのお世話になるかと思うが、無事故で楽しい運転をモットーに安全運転でいこうと思っている。