本日も「アラスカ旅行記」の続き、「デナリ国立公園(その2)」です。
昨日、「野生動物を見つけても、はるかかなたの点」と書きましたが、実際にどのように見えるかのご説明を。
左の写真(ダブルクリックで拡大してご覧下さい)で中心付近の草の生えた岸壁の中にある4つの白い点が分かりますでしょうか?
これはドールシープ(野生の羊)です。まあ、肉眼で見えるのは、こんな感じで、みんなでこういうのを発見して、双眼鏡で観察するわけです。
次に右の写真ですが、これは、突然、バスの上を飛んでいった白頭ワシ。このパターンは一瞬のことですので、見逃せば、それでアウトです(写真も一瞬のことで、若干、ブレています)。
このようなシーンが10数分~30分に1回のペースでバスは進んでいきます。
ところで、もし、これと同様のツアーの参加をお考えの方々への注意事項があります。
それは「酔い止め薬は必須(車酔いの経験のある人)」ということです。
道路は未舗装路で、それなりには踏み固めらていますが、やはり凸凹はあり、終始、上下動があります。
バスもちょっと古めのモデルで、最新のサルーンタイプのバスのようなサスペンションでもない。
とどめは「双眼鏡」です。なんやかんや言って、大半はこれを覗きながらバスに揺られるのですから、酔わないはずがありません!
ってことで、気分が悪くなる人が続出でした。
添乗員さんによると、かつて、これで気分が悪くなり、「バスは二度とごめんだ!」となって、旅行を切り上げ、セスナ機をチャーターして帰ってしまった人もいたらしいです。
せっかくの楽しい旅行ですから、準備は万端に! ってことですね。