本日は「アラスカ旅行記」の続きを。「デナリ国立公園(その1)」です。
今週末(10/27・土曜日)の「世界ふしぎ発見!」でも「アラスカ/植村直己さん/マッキンリー/デナリ国立公園」の特集があるので、それにあわせて報告をしていこうと思います。
デナリ国立公園には専用のバスで向かいます。
参加者は双眼鏡を配られており、遠くに動物を見つければキャプテン(運転手兼ネーチャーガイド)に動物を発見したことを大声で報告、皆でそれを観察します。
また、バス同士でも常時、連絡を取り合っており、「どこにどんな動物がいた」といった情報が入ってきます。
デナリ国立公園はとにかく広い! どこを見渡しても動物なんていません。
キャプテン曰く、「間近で動物が見たければ、Zooに行きな!」って感じです。そもそも、野生動物の棲息密度なんてものは極めて低く、人間の都合にあわせて動物が出てきてくれることもない、ということがよく分かります。
※あくまでも、大自然の一部に人間がお邪魔をさせて頂いた、って状況ですね。
と言いつつも、野うさぎは道路付近でもよく見られ、最初は喜んでいた人々も徐々に慣れてきます。
やはり、お目当ては大型の野生動物。
しばらく走っていると、ついにグリズリーベアを発見! 肉眼では「はるかかなたの点」ですが、双眼鏡でグリズリーベアだと分かります。
ここでカメラと共に購入した「望遠レンズ」が威力を発揮! 熊の撮影に成功です!
グリズリーベアは何らかの木の実等を食べているらしく、体が草むらに入ったり出たり、という状況でしたが、10数分間の観察が出来ました。
これは幸先が良さそうだ!ということになり、バスは進みます。
(明日へ続く)