大阪モーターショー（2009年）の第45回目。
ルノーから4台の車をご紹介。
左上から「トゥインゴ」、「ルーテシア」、「コレオス」、「カングー」です。
「トゥインゴ」と言えば、初代は「ホンダ・トゥディ」に瓜二つの超個性派デザインでしたが、2代目は普通と言うか、格好良い系ですね。
「ルーテシア」、ヨーロッパでは「クリオ」と呼ばれる車ですが、こちらもニューモデルに切り替わっています。
この車のデザインが、その後のルノーのデザインの方向性を示していることが多いので注目の車です。
先の「トゥインゴ」も含め、このあたりのライト形状や顔つきの印象が、今後のトレンドとなりそうですね。
「コレオス」は以前にも記事にしましたが、韓国のサムスンの「QM5」の兄弟車。
生産も韓国にて、「QM5」のラインで混同生産されています。
デザインなどもフロントグリルが違うくらいですから、先に「コレオス」を知っている状態で「QM5」を見ると、とても違和感がありますね。
また、同社は日産自動車とのつながりもあり、4WDのシステムは日産のものが使われていますから、3社による共同作品とも言えそうです。
「カングー」は背高ハッチバックの2代目モデル。
初代モデルは「クリオ」がベースでしたが、今回は「メガーヌ」からの改良なので、大きく、荷物もたくさん積めるようになっています。
ただ、取り回しは悪化しており、車両本体価格もアップしていますので、このあたりへの市場の評価がどうなるかが興味深いですね。
ということで、4台の車を見てみました。
今後、自動車メーカーでは鍵となる小型車に強いルノー。
コスト面でも、アジアのパートナーを上手く使って、利益を確保しつつ、伸びていきそうな会社ですね。
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