昨日、「MOTOR TREND誌(アラスカで購入)」から「INFINITI G37S vs BMW 335i COUPE」の比較対決の記事を紹介した訳ですが、この雑誌には他にも数多くの日本車が掲載されていました。
例えば、「CIVIC Si vs SENTRA SE-R」の比較対決の記事。
「CIVIC Si」は北米版シビック4ドア、「SENTRA SE-R」は従来のサニー、現状ではティーダ・ラティオの北米版、共にスポーツグレードです。
日本の代表的なセダンがアメリカで真剣に比較されているとは。。。(→結果は「CIVIC Si」の勝ち)
また、SUV対決では「ACURA RDX」が「LAND ROVER LR2 SE、BMW X3 3.0si、LINCOLN MKX」と比較されて1位となっていました。
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さらに「次期NSXのテスト車両(と思われる車)」の写真が載っていたりもします。
※この写真は「ニューモデルマガジンX」等でも有名になったものですね。
加えて、「classic」という企画で「HONDA S600」が紹介されていたり、
「long-term test」で「LEXUS LS 460 (2007)」、「MITSUBISHI LANCER EVO MR SE (2006)」が長期テストをされています(写真は割愛します)。
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これらの状況を見る限り、北米では、いちおう「日本車=外車」ながら、「日本で考える外車」よりも現地の生活の中に入り込んでいるように思います。
それには「現地生産」の車が多いこと、さらにはアメリカの人達の車に対する考え方の違い等、複数の理由が関係していそうですね。
一方、「スズキSX4」の広告ですが、スズキのバイクなみにスポーティーな車であることをアピールしています。
JRCでの「スイフト」の大活躍により、ヨーロッパでの評価を上げているスズキですが、北米での認知度(WRCも含めて)は、まだ低いのかも知れません。
ちなみに広告文には「Yaris(ヴィッツ/ベルタ)、Fit(フィット)、Versa(ティーダ)にはないものを持つ!」的なアピールがされていました。
まさにアメリカの「比較広告」ですね。。。
「他社の製品を引き合いに出す手法」は、日本ではほとんどやらないですが・・・
ということで、自動車王国アメリカにおいて日本車は様々な方法で根付こうとしており、それぞれで浸透・活躍をしているようです。
今後も機会があれば、この様なご紹介をしていこうと思います。