俺のこと 親より詳しい 商店主 。街づくりに必要なもの

先週の土曜日に地元の中学校のトイレ掃除を
生徒・ＰＴＡの方々と１００人弱でやってきた。
２時間かけてピカピカにしてきた。
いつもあれこれと、近所の子どもたちの世話を焼く商店のおじさんやおばさん。
月日が流れても心が通じ合う。そんな情景が目に浮かび、温かい気持ちになる
こういう地域はしかし、今や珍しいに違いない。
中小企業庁によると全国の商店街では、シャッターを下ろした店が多く
閑古鳥が鳴いている。大型店は客を根こそぎ奪う、と商店主は言う。
いや営業努力の問題だ、と大型店は切り返す。
商店街再生のかけ声が各地に響く。空き店舗を若者の開業に提供する。
商店街の一角に介護施設を誘致する。そばとラーメンの店を
隣り合わせて競ってもらう。知恵と工夫のみせどころだ。
成功の秘訣は行政に頼らず、商店主らが必死に取り組むことだという。
もともと商売とは、そういうものだが。