仕方ない結果なのだろう。注目の“公務員ランナー”川内は落選した。日本陸上競技連盟は１２日、ロンドン五輪マラソン代表を選考する理事会、評議員会を開き、男女代表６人を発表した。男子は東京マラソンで日本人選手として５年ぶりの２時間７分台をマークした藤原、びわ湖毎日の日本人トップ４位に入った山本、同じくびわ湖毎日を２時間８分５３秒でまとめた中本がいずれも初代表に選ばれた。女子は１月の大阪国際を２時間２３分２３秒で圧勝した重友昨年１１月の横浜国際を制した木崎選考会３度目と挑戦となった前日のナゴヤウィメンズで日本人トップの２位に入った尾崎の顔ぶれで、いずれもうれしい初代表となった。これでロンドンに臨むのだが、勝てるかなー
面白いことは面白いが日本的な選考である。ロンドン五輪女子マラソン代表選考会がすべて終了した。３つの国内選考会で最速となる２時間２３分２３秒で大阪国際を制した重友の代表入りは確実。昨年１１月の横浜国際で、名古屋ウィメンズ２位の尾崎を破って優勝している木崎も順当に選ばれるだろう。最後のいすを争うのは尾崎と赤羽有紀子か。横浜で木崎に敗れた尾崎はこの日、ナゴヤドーム手前で中里をふるい落とし、日本人最上位の２位に入った。豪華メンバーがそろい踏みした一戦。２００９年世界選手権銀メダルの実力を見せつけ、代表入りに大きく前進したのは間違いない。これを負けた赤羽が選ばれるのはところで男子だが、これも川内が入るかどうかどっちにしても選考は日本的なのだ