サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

訃報・アベフトシ・・・

2009年07月30日 00時51分02秒 | 邦楽
これにはマイッタ・・・

正直忌野清志郎が亡くなったのよりショック。

色んなところでファンの方が、それぞれの想いをつづってらっしゃいます。
それだけに大きな影響があったんだなぁと思いますが、
今30歳前後の方は高校生くらいの時に思いっきり影響を受けた方もいるのでは?

かくいう私もミッシェル・ガン・エレファントは大好きでした。
最初に出会ったのは、千葉のタワレコだったか、津田沼の山野楽器だったか。
高校生の時に「CANDY HOUSE」が発売されました。

小室サウンドやヴィジュアル系が全盛だった時代に、
スタイリッシュな細身のスーツで、
ロックンロールをかき鳴らしていた彼らの姿がなんと格好よかったことか!

当時オアシスやブラーなどの台頭でネオ・ネオ・モッズと言われたちょっとしたムーブメント(後のブリット・ポップ)があって、そういったところに興味があった私は、ジャムやスモール・フェイセス、フーと同じような感覚でミッシェル・ガン・エレファントを「粋でスタイリッシュ」なバンドとして捉えてました。
(アナログ盤のジャケではフーのジャケのパクリも!)

またTKサウンドやヴィジアル全盛の時にアナログ・レコードをリリースしたのも非常に格好よかった!知った時には「CANDY HOUSE」の7inchは売り切れだったものの、「リリィ」の発売時には7inchを買った!当時まだプレイヤーを持ってなかったけど、でも買った!

この辺りの感覚はこの世代じゃないと分からないかも。

残念ながらLIVEこそ観に行けなかったものの、ずっと好きだった。

初期は大名曲「世界の終わり」や「GET UP LUCY」など歌心あふれるロッキン・ナンバーがあったけど、徐々に3コードのがなる感じのロックン・ロールになってきて、私の音楽の興味が広がっていくのにともなって距離があいてしまったけど、アベフトシが亡くなって改めて聞いてやっぱり好きだと思った。

忌野清志郎は確かに偉大だったけど、より身近だったのはやはりミッシェルだったわけで、そのギタリストだったアベフトシの死は本当にショック・・・

活動当時から言われてましたが、やはりアベフトシのカッティングは凄い!まねしようと思ってもまねできません!抜群のリズム感と強靭な手首から生み出されるんでしょうね。ソロ・フレーズはロックというよりもやはりR&R。単音というよりもダブル・ベンド!背の高さからくるあの立ち姿は形容しがたいほど格好良かった!

心よりご冥福をお祈りましす。

↓やっぱり初期はスタイリッシュで格好良い!

■キャンディ・ハウスのPV
(アルバム収録VERよりシングルの方がテンポが速く格好良い!)



■GET UP LUCYのPV
映画『さらば青春の光』で有名なイギリスのブライトンが出てきます!こういったところがモッズ的にすごく共感がもてたし、格好良いとおもった!




これはオマケ。伝説のミュージック・ステーション。当時何かとセンセイションだった女の子二人組みの「TATOO」がMステ出演で話題となるもなんとドタキャン!急遽口パクでなく、生演奏が出来るTMGEに白羽の矢が立った場面。意外に人がいいです♪



マメ知識。この記事の一番上のジャケ、名盤「HIGH TIME」。
このマスクかぶった人物はアベフトシ(ってみんな知ってるか)。

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