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TSUNEAKI THE ADVENTURE Since 2009

ある意味近鉄も何か持っている

2011年05月27日 | テレビ番組

22日の日曜日。

NHKアーカイブスで、「江夏の21球」を放送していた。

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ピッチャー江夏、バッター石渡。江夏の投じた21球目はカーブ。石渡のバットは空を切り、ゲームセット。見事ノーアウト満塁から0点に抑えきり、広島カープは日本一となった。

江夏の21球の一番の見どころは、石渡に放った19球目。

投げる瞬間に打者・石渡のピクリと動いたスクイズに入る動きを見るや否や(as soon as)外しにかかった瞬間だ。

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カーブを投げる所をウエストさせたのだ。

カーブの握りも幸いして、高めのすっぽ抜けたようになったボールは、絶妙な変化を見せ、石渡のバットをすり抜けた。捕手・水沼もうまく捕球し、捕手目の前まで達していた三塁ランナー・藤瀬は三・本間に挟まれタッチアウト。

江夏本人も「神業」と言い放った19球目は、球史に名を残すものとなった。

偶然か、それとも必然なのか、当事者たちもわからないだろうが、最近の言葉で言うなら「江夏は何か持っている」ということなのか。

またこういう場面、名勝負がみれるといいですね。

「10.19」も見たくなった。

なお、この時の2塁ランナーは吹石徳一。女優の吹石一恵のお父さんだ。「10.19」にも出場しています。

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ノムラスコープを発明した頃と思われます。

2ne


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「江夏の21球」は面白いですよね。 (床宗)
2011-05-27 17:59:22
「江夏の21球」は面白いですよね。
原作の山際淳司のノンフィクションを読むともっと面白いですよ。
偉そうな事を書いていますが、私は本を読むまではオールスターでの連続奪三振記録の事だと思っていましたけど…(苦笑)
文庫本の「スローカーブを、もう一球」に収録されています。是非一度、読んでみてください。
この文庫本の中にある「たった一人のオリンピック」はかなりお気に入りです。
オリンピックの年になると必ず読み返す、私の愛読書です。

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床宗さま:むかし僕の姉が読んでいたような気がしま (2ne)
2011-05-28 10:46:57
床宗さま:むかし僕の姉が読んでいたような気がしま
す。
実家に帰ったら探してみます。
実績からして江夏とハンカチ王子を例えたのは、江夏さ
んに対して失礼だったなと、床宗さんのコメントをよん
で、一人反省しております。
ハンカチ王子はまだこれからですものね。
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