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つねさんぽアーカイブ

2014年02月07日 | インポート

慢性的なネタ不足が叫ばれる昨今。

皆様、いかがお過ごしでしょうや。

明日は首都圏でも積雪の恐れということで、膨大なブログ記事が眠るアーカイブより、過去の記事を紹介します。

「2011年2月15日の記事」

タイトル「雪が降った夜」

眠らない大都市東京。その東京の片隅にひっそりと存在する江戸川区にも雪が降ってきました。

小学生の頃、私は市川市のとある小学校に通っていたことは、コアな読者の方はご存じのことだろう。

小学生の頃、何度か雪が降り、電車が止まって足止めを食うことがたびたびあった。

いくら友好関係にある市川市でも(また始まったか!!と思った方はすみません)雪が降って電車が止まり、江戸川区へ帰ることができないとなると、いつ人質として拘束されるかわからない。非常に危険な状態である。

地区別集会という緊急時に発足する委員会みたいなものがあった。6年生になると地区長が選出され地区長が先頭になり、雪やストライキなど帰りが困難な状況を帰り道が同じ人間が集まり力を合わせて下校することとなる。

小生もご多分にもれず地区長になりたかった。雪の時に活躍する頼れる地区長になりたかった。地区別対抗ポートボール大会で活躍する地区長になりたかった。僕は東西線地区だった。当時東西線を使って登校する6年生は、僕と同じクラスの男子1名と女子1名。確率は3分の1だ。そのうち、まあ女子はないだろと、いうことで、もう一人の男子と僕の一騎打ちだ。ちなみに地区長は地区の担当の先生が独断で決めていました。6年生になってはじめての地区別集会。地区長人事が先生の口から発表されます。

先生「東西線地区はこの度人数が少ないので、他の地区と一緒になります。方向がそれぞれ違うので地区長はあえて決めません。緊急時は先生の指示に従って行動してください」

恒明少年「チクチョ-ーーー!!」  (ちくしょう!!)

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話は戻って雪の話。まあ結局、6年生の頃は地区別集会の出番は無かったのですが・・・。

雪により東西線や総武線が止まって、学校に足止めを食った岡本少年。市川も絶対安心というわけではない。このままでは、捕虜としていかなる処遇が待ち受けているかと思うと不安でいっぱいだった。

とりあえず、一つ上の姉と合流し、姉弟力を合わせてここから脱出しなければならなかった。

そこでこの岡本姉弟を救ってくれたのが当時の6年生地区長だった。名前は覚えていませんが、彼の的確な誘導で先生に言われた通り皆をまとめ、本八幡から浦安に出るバスに乗り、見事浦安までたどり着くことができた。

しかしここからが問題である。カンの良い読者ならおわかりであろう、たどり着いたところは、浦安なのである。ここで橋を渡って江戸川区へ脱出しなければ、捕虜となり、アサリのむき身の佃煮作りに精を出さないといけない様な過酷な生活が姉弟を待ち受けているのだ。たぶん・・・。

頼りの地区長は、浦安の人なので、さっさと家に帰ってしまった。

姉弟に残された道は極寒の浦安橋越えしかなかった。

岡本姉弟の行く末はいかに!!

ちょうど時間となりました。続きまた今度。

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続きまして「2011年2月19日の記事」

タイトル「十八番」

前の大雪の話の続き。

浦安にとり残された岡本姉弟。

雪の中、浦安橋を越えるというしか、故郷葛西の地を踏むことはできなかった。

そんな岡本姉弟を救ったのは、天下一の荒武僧と噂される、武蔵某弁慶であった。

浦安橋の中間である県境の妙見島あたりに関所があって、そこが最大の難所である。

岡本姉弟と弁慶は、山伏の姿に変装し関所を乗り切ろうとした。関所の責任者である、富樫左衛門は、この一行に疑念を持っていた。

なぜなら、葛西ゲンジの御曹司、源 義恒明(岡本恒明)とその姉がこの関所を通り、葛西に逃げ延びようとする情報が、届いていたからだ。

疑念を持った富樫は、山伏のリーダーである弁慶になぜ関所を通ろうとするのかと問いかけた。

弁慶はお寺の再建の為の勧進をしているのだと答える。

ならば勧進帳があるはずだ。読み上げてみよ。と富樫。

弁慶は、おもむろに持っていた白紙の巻物をさも書いてあるように読み上げた。

さすがにここまでされると富樫も認めざるを得ない。通行を許可する事とした。

しかし、富樫の家来の一人の富樫明生(m.c.A.T)が、「義恒明によく似ている山伏がいるyo」と富樫の申し出た。

するとその時、弁慶が、「貴様のせいであらぬ疑いをかけられ、大変迷惑な事この上なし。貴様のせいだ!!こうしてやる!!」と持っていた杖で義恒明を叩き出した。

「あう。あう。」と悲痛のうめき声をあげる義恒明。叩く弁慶。

そのうち「もっと、もっと叩いて!!」と義恒明が言ったか言わないかは歴史の闇の中だが、主人を助けたい一心で、主人を叩いた弁慶に富樫は心を打たれ、酒を振舞い弁慶が舞を舞った。舞っている間に義恒明一行は難を逃れ、無事葛西へ到着する事ができた。

葛西へつくと義恒明に弁慶は非礼を詫びたが、義恒明は一蹴し、「つぎ叩く時は、もう少しこうして叩くと気持ちよい」と弁慶に指南したかしないかはまた歴史の闇の中。

ちょうど時間となりました。

つねさんぽ勧進帳でした。

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