「新しいぶどう酒」 使徒言行録 2章1~13節
新聞とは、新しく聞くと書きます。私たちは、新しく聞いたことと、これまで聞いたこと重ね合わせ、出来事を考察し、理解を深めることが求められています。同じこととして、五旬祭の日に使徒たちの上に約束された聖霊が降りました。この聖霊は、初めて見るものではなく、初めから存在している神さまと、言(ことば)であるイエスさんの霊です。言い換えれば、聖霊とは愛なのです。
聖霊が使徒たちの上に降ると、それぞれ霊が語らせるままに他国の言葉で神さまの愛を語り伝え始めました。それを聞いた人たちは、驚きました。ある人たちは、「新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って嘲りました。言い換えれば、神さまの愛を受けた使徒たちが、朗らかでストレスのない状態に見えたということです。そのように受け止められるほどに、神さまの愛が宣べ伝えられたのです。