融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

まるで敗戦直前の大本営発表みたい

2020年02月16日 | 日記

  14日(金)のこと。「国内で流行していると判断するに足る疫学的情報が集まっているわけでなく・・」だそうです。わざわざ「疫学的」なんて上等なセリフまで使って「流行していない」と言っています。いつもの、「全く問題ない」、「批判は当たらない」、「指摘は当たらない」と言っているのと同じ調子です。世界が注目しているなどといったことは、想像だにできないようです。さすが鉄面皮(ツラの皮がまるで鉄でできているように、恥知らずで厚かましいこと)!

 

 

 

 15日(土)のこと。世界中が注目している中、一日で言っていることが180度変わりました。二枚舌です(前後矛盾したことを言って、嘘をつくこと)。しかし、いつもは気持ち悪い薄ら笑いを浮かべていることが多い加藤厚労相ですが、目が泳いで(隠しごとや後ろめたいことを指摘された際などに、心の動揺が表れること)いるようです。お疲れさん、料亭で美味しいものを食べ過ぎましたか?

 

 

 

 16日(日)午前のこと。咳エチケットについて他人に啓発しておきながら、自分はゴホゴホ・・・。おいおい大丈夫か? エチケット(礼儀作法)違反だぞ、ハンカチが間に合わなかったら袖で口を覆いなさい! 世界が注目しているんだから、しっかりしろよ加藤厚労相!

 

 

 

 16日(日)午後のこと。全世界の注目が集まる中、今の日本の状況が「流行」にあたるか議論されているそうです。専門家も今頃になって集められたそうで、ご苦労さま。それにしても、今「流行」にあたるかどうかを議論だって・・・?「対応策」についての議論じゃなくて大丈夫か?

 ついでに、安倍首相が会議で「手洗いうがいなど、各家庭で注意してください」と言っている動画を見ての感想は、これが一国の首相が言うセリフかと思いました。そんなことくらい、加藤厚労相に言わせろ! おマヌケ(考えや行動にぬかりのあること。気がきかないこと、愚かなこと。また、そのさまやそのような人) にも程があります。安倍首相は、高級料亭に行き過ぎじゃないでしょうか!

 

 

 

 このように出鱈目(《さいころを振って、出たその目のままにする意》根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動)なので、各地での大規模イベントは予定通りに行われ、感染リスクが広がる一方です。各地でのイベントも、本当なら自粛した方が良いことは誰もが分かっている筈だと思いますが、トップからしてこのような出鱈目な大本営発表(太平洋戦争中、大本営が国民に向けて発表した、戦況に関する情報のこと。戦争末期には、戦況が悪化しているのにもかかわらず、優勢であるかのような虚偽の発表をくり返した。転じて、政府や有力者などが発表する、自分に都合がよいばかりで信用できない情報のこと)をするので、それを鵜呑みにするとこうなるのだろうと思います。今だけカネだけ自分だけ、その結果、残念なことに後手後手の対応になって行くのだろうと思います。もはや、中国のことを笑う資格などありません。

 私たちもまた、もうこれ以上世界中の人々から笑われてはいけないという自覚をもって、新型肺炎に対処することは勿論のこと、今後の国づくりについても考えていく必要があるのではないかと思います。

 

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