月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

選手宣誓

2009年09月30日 20時39分57秒 | 仏々相念(住職日記)
「選手宣誓せんといけんのとーー」・・・

数日前、中2の息子がボソッと洩らすのです。
「お~っ、凄いやん。がんばれ、がんばれ!」
バスケ部の彼は、今日から新人戦。
足を負傷している為、用心して今日はベンチ。
「今日のお前の仕事は宣誓だから・・・」と監督。

私も聞きたかったが、法務のため断念。
「良かったよ!」の坊守の話に安心した。

試合の方も勝ち進み、明日は決勝トーナメント。
「試合に出るよりベンチの方が疲れた。」
出れないもどかしさに、さぞ力が入ったことでしょう。
また法務で行けないが、気をつけてプレーして欲しい。

日頃の苦しい練習を耐えてきた友とがんばりたい。
選手だけでなく、みんなで・・・
彼のいいところ・・・

ひろく誓うことは、大変なこと。
口先だけの言葉はすぐに壊れていくが、
自らが培ってきた言葉は崩れない。
「正々堂々とプレーして来い。友も共に駆けているよ!」

「わたしが必ず救う」と仏さま。
誓い、願い、おはたらき下さる。
「何事があろうとも、必ず必ず」
決して崩れないあなたの御手のなかで
この人生、大切に生きよう!
感動の涙をいっぱい流そう!                          


少年教化指導者育成研修会のはなし

2009年09月30日 00時48分11秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は、香川県丸亀市にある本願寺塩谷別院にお参りし
≪少年教化指導者育成研修会≫に参加させていただきました。
何やら難しそうなタイトルの会ですが
ご講師の中島先生のおはなしを聞いてみますと
≪お寺が子どもたちの居場所になるように
みんなで楽しく遊んじゃうコツ≫を教えていただくという会でした。

あやとりをつかった遊びや手遊び、指遊び
さまざまな遊びを通して、子どもたちが
 「みんなと遊ぶの超楽しい!」
 「お寺に来ていいんだ」
 「またお寺に来たいね!」
と心から感じられるように取り組んでいく方法を
たくさん教えていただきました。

でも本当はもっともっと聞きたかった・・・
3時間の講義はあっという間に閉会となりました。

お寺で子ども会をすることは
わたしがお嫁に来た時からの夢でした。
でも、なかなか一歩を踏み出すことができずに時が過ぎました。

今日、中島先生のお話を聞かせていただきながら
すぐにでも子ども会ができそうな気がしました。
「みんなで遊ぶのたのしいね!」って
子どもたちと一緒にわたしが楽しみたい!って感じました。
とはいえ、思いつきだけではいけません。
ぼつぼつ、お楽しみの作戦を練ろうと思います。

右往左往・紆余曲折のわたしですが
そのままが阿弥陀さまのまなざしの中でのこと。
子どもたちにも伝えたいのです。
どんな時だって、阿弥陀さまは見ていてくださるよ、と。

「がんばろう」と小さな決意をした今日のご縁でした。




散髪爽快

2009年09月29日 21時25分31秒 | 仏々相念(住職日記)
散髪ってあまり好きでなくて・・・

散髪に行くのは大体3カ月に一度、
ボサボサになると、
「髪、大分伸びたね。」って坊守。
そろそろかって今日、思い立った。

「いつもボサボサで来てすいません。」
「大丈夫ですよ。」っていつも通り切ってくれる。

大きな鏡に向かいながら
「年取ったよなぁ~。」って・・・
頭も真っ白になってしまいました。

ある白髪の御院家さんがおっしゃっていました。
「頭は白くなって行くが、腹の中はどんどん黒くなって行く。」
「なるほど、それ下さい。」と許可を頂き、
私も最近そう答えるようにしています。
                                   
本当に腹の中は、黒くなるばかり・・・            

10月の沙羅の会のご案内

2009年09月29日 01時40分51秒 | 徳正寺からのご案内&お知らせ
10月の沙羅の会は
10月4日(日)午後1時から です。

今回は≪単念珠≫を作ります。

きれいな色の玉を紐に通します。親玉・菩薩玉につなげたら、まあるい輪になります。
そして、紐を組結びに編んで単念珠のできあがりです。自分でオリジナルのお念珠をつくってみましょう。
仏教婦人会の会員さまだけでなくお子さまから男性の方まで、おさそいあわせてお参りください

  1:00~  おつとめ(らいはいのうた)
  1:15~  法話(阿弥陀経のおはなし)
  1:30~  単念珠つくり(お茶とおしゃべりも)
  3:30   さようなら
  


献血協力

2009年09月28日 20時06分40秒 | 仏々相念(住職日記)
やっと一日空いたので・・・

「松山、行こうか?」

別に何がしたいという訳ではないのですが、
松山への道中、車内でいろんな話ができてとても楽しい・・・

子供のこと、自分たちのこと、仏さまのこと、法要のこと、などなど。
笑ったり、泣いたりですぐに松山に着いてしまう。

「あっ、そういえば前回の献血から3カ月すぎたから献血行こうよ!」
献血は、学生の時から好きでよくしている。
何よりも自分の体の状態を教えてくれるので有難い。

大街道献血ルームに行き、手続きを済ませ献血を行う部屋に進むと
壁に一枚、詩が書かれたコピー用紙が貼られてありました。

   たった一言が
   人の心を傷つける
   たった一言が
   人の心をあたためる

「本当にそうだよなぁ~」言葉ってはいてしまうと飲み込めませんよね。
犬が吠えるように、感情むき出しがなりたてる前に
「この一言ってどうだろう?」
って自問自答すると優しい言葉になっていくのでしょう。

腕には太い注射跡、痛いこと確かですが、        
至れり尽くせりあたたかく接して下さるおはたらきに
こちらも優しくなれたひと時でした。