月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

2009年9月の沙羅の会(苔玉作り)

2009年09月20日 21時54分00秒 | 徳正寺仏教婦人会 沙羅の会
9月20日午後1時から
『らいはいのうた』のおつとめのあと
≪秋の山野草の苔玉作り≫をしました。

ご講師は、鬼北町の武田先生です。
とても優しくてお花がよくお似合いになる先生で
一人一人にていねいに教えて下さいました。

お花は
タムラ草(キク科)・千鳥ラッキョ(ユリ科)
秋明菊(キンポウゲ科)・ムレチドリ(ラン科)
ホトトギス(ユリ科)・神津梅鉢草(ユキノシタ科)
などなど、秋の山野草がいろいろとありました。

参加された皆さんは、それぞれに好みのお花を使って
早速苔玉作りを始められました。
軍手を袋にして、その中に土と草花を詰めてから形を整え、
緑色の美しい苔をドレスのように巻いて、糸で縛ります。
苔玉の形をまあるく整えて、できあがり!

個性あふれる秋の苔玉ができました。
いろいろな種類のお花があったので
2~3個作られた方もいらっしゃいました。

仏教婦人会ということで
いつもは女性ばかりの会ですが、
今回は男性も2名参加してくださいました。
ありがたいことです。

苔玉が仕上がってからは、お茶の時間です。
武田先生とのお話も弾みました。
このおしゃべりの時間がこの会の醍醐味です。

お茶をいただきながら、少しだけお勉強も・・・
『仏説阿弥陀経』の四菩薩様のお話をさせていただきました。

最後に今月の童謡、文部省唱歌の「月」をみんなで歌いました。
「出た出た月が~」(仲秋の名月は10月3日だそうです)

さようなら、また来月お会いしましょう!
(10月の沙羅の会は10月4日午後1時から、お念珠をつくります)

素敵な苔玉に秋のいのちを感じることのできたひとときでした。
武田先生、参加して下さった皆様、ありがとうございました。


苔玉のはなし

2009年09月20日 21時11分31秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は
お寺の仏教婦人会≪沙羅の会≫の例会で
苔玉をつくりました。

わたしが選んだのは
ムレチドリというラン科のお花と
シュウメイギクというキンポウゲ科のお花です。

ムレチドリは
紫色の小さなお花が穂のようにたくさんついています。
そういえば、千鳥が群れているように見えます。

シュウメイギクは
5弁の花びらのピンク色の濃淡が美しいです。
まあるいつぼみも5つほどあるので
順に咲くかしら、と楽しみです。

秋の草花はどれも
秋風にゆれる姿が美しいですね。
その可憐なお花に
緑色のきれいな苔のドレスを着せて
まあるくかたちを整えたら
苔玉のできあがりです。

さっそく玄関に飾りました。

家族やお客様を
そおっとお花をゆらして
迎えてくれるでしょう。

やわらかな苔につつまれて
息づくお花のいのちを
感じさせてくれるでしょう。

楽しかった苔玉作りのひとときでした。

※沙羅の会の苔玉作りの様子は
 沙羅の会のページに書いています。




反省・・・のはなし

2009年09月20日 00時23分07秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
明日は仏教婦人会≪沙羅の会≫の例会です。
今までかかって、テキストを作りました。

早めに取り掛かればいいものを
いつもギリギリになって慌ててしまう・・・
わたしの悪い癖です。

慌てると、ドキリとすることに出遭います。
プリンターの紙詰まりにインク切れ
  あー、紙が湿気ているのかなあ
  インクの買い置きあったっけ?

ドタバタの末、ようやく印刷終了!
間に合って、よかったあ・・・

「忙しい」とは「心を亡くすこと」だと聞きますが
本当にそうですね。
「忙しい」という言い訳はやめて
心をこめて、何事にも取り組んでいかなければいけませんね。

大いに、反省・・・

明日の例会では≪苔玉≫を作ります。
≪沙羅の会≫の時は、本堂がにぎやかです。
いろいろにおしゃべりしながら
楽しく手仕事をします。

ひととき、心をこめて
阿弥陀さまにお参りをさせていただき
心をこめて
秋の山野草の苔玉をこしらえましょう。

明日が楽しみです。