徳正寺永代経法要のご案内

徳正寺永代経法要のご案内

 

先立たれた方々の御遺徳を偲びつつ、

ひと時、お念仏の御縁に会わせていただくことを喜ばせて頂きましょう。

どうぞ、お誘い合わせの上お参り下さい。

坊守と一緒に皆さんにお会いできますことを楽しみにしています。

 

　　　　日時、５月２６日（土）夜７時

　　　　　　２７日（日）昼１時

 

講師、岡本　広樹師

　　　　　　　　　　　　　　　　　　島根県　長玄寺住職　本願寺布教師

卯月終了

早いね・・・

 

ま～、何と４月も終了ですね。

如何でしたか、４月。

 

新たな旅立ちの季節でしたが、

胸膨らませて新生活に踏み出し慣れてこられた頃の方・・・

ポッカリと空いた空間に今も尚涙されている方・・・

 

そうこうしているうちに１カ月経ってしまいましたね。

 

去年の今頃は、娘のいない日常に寂しく大変でした。

人生の先輩に「大丈夫、慣れるから・・・！」って言っていただいていてそんなものなのかって思っておましたが、

よくしたもので、寂しくはありますが何とか皆で乗り越えています。

否、皆に支えられて乗り越えるコイツがいることです。

 

高２の息子はマイペース。

相変わらず、ひたむきにただひたむきに歩んでいます。

バスケ大好きの日常。

クタクタになるまで青春しています。

 

さあ、五月！

どんな日が流れるのでしょう・・・

大切にさせていただきたいですね！

安心之姿

ゴロゴロゴロ・・・

 

お参りさせていただいたお家にはお孫さんが４人お帰りになられていました。

４才前後が仲良くお参りでした。

 

最初は大人しくしておりましたが、やっぱり２０分過ぎ・・・ゴゾゴゾし始めます。

お爺ちゃんの膝に縺れながらゴロゴロ・・・

視界に入る子どもたちの姿に微笑ましさを感じることです。

安心してゴロゴロできるのです。

「あ～、やっぱりここがいいな～！」そんな思いの中で時が流れるのでしょう。

私はこういうの好きです！

「ご法事だからちゃんとしなさい！」って叱ってくれるのも有難いのですが、できれば楽しいひと時にしてやって欲しいのです。

よくしたもので、ガミガミ言わなくてもいつの間にかちゃんと座るようになります。

大きくなっても嫌だったら座らないでしょうし、座れと強制したところで喜ばないでしょうし・・・

それよりも今を、ここにいることのできる今を喜ばせてあげて欲しいな～。

 

いつの日か「そう言えばあの時・・・」って振り返り優しい空気を自らが思い出し手を合わせることでしょう・・・

 

ある講中での御縁をいただきお参りなされておられる方々を見渡すと、「えっ、この方も・・・お～っ、この方も・・・」って思いがけないお顔を見ては嬉しく思ったことです。

兄弟や大オジを慕い集われたのでしょう・・・

それぞれにしんどい御縁に会われた方々ですが、なぜでしょう・・・その優しい微笑みは！

 

その中の御一人は最近お母さんをお亡くしになられた方。

僅か２，３回のご縁ですが親しくしてくださいます。

「今朝、奥様とすれ違いました！向こうから来る車、「あっ、この車！」って思って見ると奥様でした。」って。

そうなんです、今日は坊守がニコニコさんでお参りしていたのでその姿を見られたのでしょう。

ニコニコさんのなかでニコニコしながら歌ってなかったでしょうか？

やっぱり、ニコニコさんは坊守の方がよく似合います。

見たくもない車だとそんなことはおっしゃらないでしょう・・・

お母さんのしんどいご縁に会われて、自らが何か思われつつ、御縁ある度に皆さんでお見送り下さったニコニコです。

だからこそ、こんな車でも「あっ！」って思って下さるのでしょう。

そういえば、あの時・・・って思って下さったかもしれません。

 

安心なんです・・・

それぞれに安心の中に生かさせていただいているのです。

お爺ちゃんの膝に縺れながらのゴロゴロも、悲しい御縁だったけれども家族中で過ごしたひと時も・・・

あ～、ず～っと阿弥陀さまの優しき心にしっかりと支えられているこの命だったのです。

 

そんなことを気付きながら、気付きながら過ごさせていただきたいですね。

 

帰って坊守に聞かせていただいた話・・・

交通量の多い国道に出る坊守を案じ、わざわざ国道まで出て下さってニコニコが見えなくなるまで見送っていただいたというのです。

私を案じて下さるのも嬉しいのですが、坊守を案じて下さると涙が出ます。

この方もしんどいご縁に会われましたが、そのしんどさが優しさに変わり支えて下さるようなお方です。

 

そんな優しさをいただいて安心してこの人生を生き抜かさせていただきます、「お陰さまです」と・・・

美味しいお茶のはなし

今日お参りさせていただいたお宅で…

おつとめの間のお休みにお茶をいただきました

お母様の三回忌をおつとめされた施主様が、お茶を飲みながら

「あ～、今日はおばあさん(母)のおかげで、美味しいお茶が飲めたな～」

と、笑って仰られました


ご仏縁のやさしさって、こういうところで感じられるものですね

見えないけれど、私たちの日々をずっと支えてくださる《おかげさま》にふっと気づくとき、あんなふうにやさしく穏やかに微笑むことができるのでしょう


そこかしこに仏さまのやさしいおはたらきを感じることができるご縁でした


ご法事が終わり、国道を出るところが危ないからと、施主様が見送りに出てくださいました

私の車を誘導してくださった施主様に、「ありがとうございました」とお別れして…

バックミラーには、国道がカーブになるところまで、施主様のお姿が小さく映っていました


おかげさまで…

ありがとうございます…

お浄土の花のはなし

お浄土の清らかな池には、美しい蓮の花が咲いています

青色青光 黄色黄光
赤色赤光 白色白光

ひかりかがやきあう

ということを教えてくれます



さて、思いついて《蓮の花の匂い袋》をつくりました

お花が好きな叔父にプレゼントするつもりです

黄色の蓮はプレゼント

白い蓮は車の中に…


やさしい姿と、清らかな香り…

いいですね～(^-^)