消極親父

ネガティブなんだから・・・

今日の愛媛新聞のコラムに「幸せとは・・・」ということが書かれていました。
年収７万５千ドル（約６３０万円）までは収入が増すにつれ幸福度も増すのだそうだ。
しかし、それ以上は必ずしも比例しないとか・・・（アメリカで発表）

幸せはお金で買える・・・
お金が沢山あっても幸せとは限らない・・・
と、この２つ。

ブータンは世界最貧国の一つであるが国民の９割以上が「幸せ」と答えるのだそうだ。
コップの水も「もう半分」より「まだ半分」と考える方がきっと幸せと筆者。

去年の民間平均給与は、４０５万円だったとか、
６３０万円まで、「まだ幸せになれる余地が沢山ある」・・・

皆さんの幸福感は如何ですか・・・
やっぱりお金が基準・・・？

お金、大切ですもんね、きれいごとでは生きていけません・・・私は。
でもお金があれば幸せかっていうことになるとどうなんでしょう？
何とか生き行くことができるお金があればって思うのですが、
それだけでは心が満たされず、欲しい欲しいが止まりません。
ひょっとしたら６３０万円になればこんな気持ちも止まるのでしょうか・・・？
ネガティブな私は、それまで「まだ幸せになれる余地がある」とは到底思えない・・・
どうしよう・・・どうしよう・・・って。

私は、間違いなくコップの水も「もう半分」の方なのです。
どうしよう・・・このままでいいのか・・・
そう思うところには幸福感はなく、不安が募るばかり・・・

「暗い夜はあるけど、明けない夜はないよ！」ってさらっと息子が言ってのける。
凄いな、コイツ・・・
ネガティブ親父を励ましてくださる。
決して息子はポジティブではありません、でもしんどさから逃げるのではなくしっかりと前を見据えて歩もうと努力しています。
「大丈夫だよ、親父」って勇気をいただいています。

お金では買えないおはたらき・・・

眼鏡問答

あれ・・・？

坊守が帰ってきました。
長々と遠路を坊守を運んでくれた愛車を洗車していた夕方。

へへへ・・・って嬉しそうに彼女が立ち寄ってくれました。
「おぅ、お帰り！　あれ、眼鏡どうしたん？　目が悪くなったの？」
「見えにくくなったからママが買ってくれたの！」
「そぅ！良かったね！　見え易くなって・・・酷くならんように気を付けんといけんね」
「いや！　酷くならんよ！」

面白い子です、私みたいなものにでも話しかけてくれるのですから・・・
三門の階段にランドセル・手提げカバン・切り花の入った袋を急ぎ置きます。
「おいおい、そこに置かんでも早くお帰りよ！」
「いや！」って彼女はシャンプーで遊び始めます。

まっ、いいか・・・洗いながら問いかけます、
「今日は、学校どうだった？　楽しかった？」
・・・返事がありません。
あれって、立ち上がってみると道向こうで友だちとおしゃべり中・・・
「おいおい、この重たい口で喋っているのに独り言かよ！」ってブツブツ言っていると、
友だちと遊ぶことになったのでしょうね、
「おっちゃん、バイバイ」って嬉しそうにお帰りになられました。
「怪我せんように、気を付けて遊べよ！」

問答的には今一盛り上がりが欠けましたが、子どもが楽しそうにしている顔はいいものですね。
私も遊んでいる時、楽しかったな～・・・

普通之人

普通の人ですよ・・・

よくニュース等で事件の取材に答えている人がいいます、
「普通の人ですよ・・・あんな事するなんて・・・」って聞きます。
私はこれといって何も思わず聞き流していたのですが、かなり以前に坊守に言われて気付きました、
「普通って皆言うけど、何なんでしょうね」って・・・

今日の愛媛新聞に乙武さんのことが書かれてありました。
「オレの教師生活、フツーを物差しにするのはやめる。子どものためになるかならないかで判断したい。」

反省・・・

私も自分の物差しではかっていました・・・
その人自身を見ることもなくいきなり物差しをあてて判断していました。
私の悪い癖・・・

朝の瀬戸内海のはなし

おはようございます！

今朝、わたしは瀬戸内の島にあるＨ寺様の秋のお彼岸のご法縁を終えて、今治港行きのフェリーに乗っています。

秋の空は高く、そして広く、瀬戸内の島々をすっかり包んでいます。




海は穏やかで、朝陽が海面に映ってキラキラ輝いています。




島々の間を行き交う船に人々の暮らしを感じます。

しまなみ海道・来島海峡大橋を通過！




心もからだもゆったりと広く、美しいものをそのままに感じられる秋がわたしは好きです。


Ｈ寺様でのご法縁についてはまた後ほど投稿します。

煙草値上

話題は・・・

ご縁での休みの話題は専ら煙草のこと。
１０月から大幅値上げになるそうですね。
テレビのニュースでは、１、２年分の煙草を求めておられる方もおられました。
「そこまでするか・・・賞味期限とか大丈夫？」って１人でツッコミを入れたりします。

愛煙家の方はさぞ迷っておられることでしょう・・・
どうしよう・・・止めようか、どうしようか・・・
好きな方の話を伺えば、止めようと努力はするのだとか、
でも、禁煙パイポもイライラで噛み砕いてしまうのだとか・・・
「そりゃ、歯が丈夫になっていいわい！」って隣りの方がおっしゃる。
マンガじゃないんだからって、気の毒にとは思うものの大笑いさせていただきました。

なかなか、難しいですね！

私は、禁煙して１２月で７年になります。
別に止めるつもりもなかったのですが、思いついて止めて良かったと思います。
今日も、ご門徒さんと話していたのですが、
「７年近くになるのに未だに吸いたい時があるんですよ・・・」
「え～、そうなんですか！どうぞどうぞ吸って下さい」って目の前に・・・
このシュチエ―ション、夢で何回見たことか・・・
恐ろしい恐ろしい・・・


運転しながら吸う煙草は最高でした。
好きな車に乗って、好きな曲聞いて、いい景色見て・・・吹かす煙草、美味しかったな～
そういう自分に酔っていたのでしょうね、そういう時代だったし、いわゆるカッコつけというやつです。
後続車に迷惑かけていたことも知らずに、自分の世界に浸っていた愚かさに申し訳ない。

未だに、長いドライブの後、車外に出ると車見ながらすいたいな～って・・・
その度に人間を感じたりします、

これで死んでもいい・・・って、
そりゃ自分の命だからいいようなもんだけど、周りの方々には気を使われないといけませんね。
大切な命ですから・・・

でも、１０月になったら・・・
或いは思い切って１箱千円になっていれば・・・って思っているようでは止められませんよね。
たった今から止めてみたら・・・
案外、いいかもしれませんよ・・・煙草のない日常。

大切な方が喜んでくださるかも・・・

イライラ怒り、欲しいと貪り、ああだこうだと理由付け・・・