月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

一心不乱

2009年09月09日 21時59分41秒 | 仏々相念(住職日記)
9月27日の御法要が近づき、コツコツ境内の清掃をしています。
脚立を立て、届く範囲ではあるけど剪定をしていた。
坊守のように草の命を見ていくわけでもなく、
ただひたすらヘルニア腰痛と闘いながら
ここまでしんどいのに動かねばならぬ眼前の草木に
イライラしながら、切れぬ剪定鋏で腕にも乳酸をためながら
時が流れる。

どこまでも自分が可愛く、他の命を踏みにじる。

境内、庭と刈り散らかし
さぁ、葉や草を袋に入れようと曲った腰を擦り擦り境内に戻ると
坊守がきれいに片づけてくれていた。

情けないこと。
煩悩燃やすのに一心不乱。