月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

献血協力

2009年09月28日 20時06分40秒 | 仏々相念(住職日記)
やっと一日空いたので・・・

「松山、行こうか?」

別に何がしたいという訳ではないのですが、
松山への道中、車内でいろんな話ができてとても楽しい・・・

子供のこと、自分たちのこと、仏さまのこと、法要のこと、などなど。
笑ったり、泣いたりですぐに松山に着いてしまう。

「あっ、そういえば前回の献血から3カ月すぎたから献血行こうよ!」
献血は、学生の時から好きでよくしている。
何よりも自分の体の状態を教えてくれるので有難い。

大街道献血ルームに行き、手続きを済ませ献血を行う部屋に進むと
壁に一枚、詩が書かれたコピー用紙が貼られてありました。

   たった一言が
   人の心を傷つける
   たった一言が
   人の心をあたためる

「本当にそうだよなぁ~」言葉ってはいてしまうと飲み込めませんよね。
犬が吠えるように、感情むき出しがなりたてる前に
「この一言ってどうだろう?」
って自問自答すると優しい言葉になっていくのでしょう。

腕には太い注射跡、痛いこと確かですが、        
至れり尽くせりあたたかく接して下さるおはたらきに
こちらも優しくなれたひと時でした。            

たね蒔きのはなし

2009年09月28日 00時26分46秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は、お彼岸のご縁とあわせた仏教婦人会のご法座でした。

お参りされた方々は
それぞれにお胸の内を阿弥陀さまにひらいて
お聴聞のご縁にあわれたのでしょう。

ご講師の荒本先生のやさしいご法話に
微笑まれたり・・・
そっと涙をふかれたり・・・
お念仏がこぼれたり・・・

わたしも亡き父母のことを思い
涙がでました。
今でも時々寂しくなったり
恋しくなったりしますが
その父も母も
ただ今は仏さまとなって
わたしの在るがままを支えてくださっていると
おみのりに聞かせていただきました。

みなさんが
お参りに来てくださって
うれしかったなあ。

みなさんといっしょに
お経のご縁にお遇いさせていただいて
ありがたかったなあ。

みなさんといっしょに
みおしえを聞かせていただいて
よかったなあ。

そして
わたしの姿を知らされて
恥ずかしくなるなあ。

でも
みんないっしょに
お念仏の道を歩ませていただく御同朋
心強いなあ。

聞かせていただきましょう、仏法を。
「蒔けよ蒔け ほとけの種も 彼岸から」
荒本先生がお話してくださったうたです。
仏さまにつながる種を
ご院さんといっしょに
ひたむきに蒔いていきます。
土壌は最高の阿弥陀さまの大地です。
「だいじょうぶ、心配いらないよ」
聞かせていただきましょう、阿弥陀さまのおこころを。

   
本当に今日はうれしいこといっぱいのいいご縁でした。