月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

評価十点

2012年01月06日 20時40分35秒 | 仏々相念(住職日記)

「よくぞ、手伝ったぞ!」・・・

 

何事も厳しい娘から電話があり、あられ切りの感想を述べられる。

私とすればかなりのお手伝いなのですが、「ま~、評価10点ね!これからも努力するように!」

 

どれだけ何もしないかということですよね・・・

 

私が小学生ぐらいだったでしょうか、実写アニメの「ロボコン」っていうのがありました。

結構好きで見ていたのですが、一日の行いを先生に評価されるのです・・・

「ロ~ボコン、0点!」っていうふうに。

毎回その時はドキドキして見ていました。 

個人的には、ロボワルとかロボガキが好きでした・・・

 

評価を気にしての毎日はしんどいものですが、娘に褒めていただけるように大切に過ごそう!

 

 


子供包丁

2012年01月06日 19時35分56秒 | 仏々相念(住職日記)

典型的な・・・

 

娘のいない日常が再スタートしました。

慣れるのに又、暫くかかりそうです。

 

娘が帰る前にお重ねのお飾りを下ろしあられに切っていた坊守。

することがいっぱいですので、娘にHelp!

坊守の横でコットン、コットンお手伝いしていた娘。

「お~、偉いじゃん!」って褒め称え法務に・・・

 

「2倍とは言わないものの1.7倍くらいかな~」って坊守。

「1.7倍とか・・・」って不服な娘・・・楽しい会話があったことです。

 

「今日中には・・・」とあられ切りに励んでいる坊守。

そのリズミカルな音を聞きながらお茶をいただいていたところ、強力な助っ人を失い少々しんどそうだったので、

「手伝うよ・・・!」って思わず私。

「え~、いいですよ!」って速攻で言われましたが、娘がしてたんだからオレもって・・・

 

浅はかでした・・・

見るとやるとでは大違いです。

包丁なんて京都時代以来です。

それでもなんとか、「ギッシン・・・ギッシン・・・」

 

押し切りの手を止め私の方をじっと見ている坊守・・・

「危ない!危ない!もう典型的な子ども包丁ですよ!左手、気を付けて・・・」

本人はいたっていい感じで切っているのですが・・・

包丁に持ち替えた坊守の音がコットン・コットンと早いテンポで進みます。

一方、私はと言うと・・・相変わらず「ギッシン・・・ギッシン・・・」

「ギッシン」の間に「コットン」が3回も4回も聞こえてきます。

 

「ちょっとはお手伝いになったかな~」

「ん~、1.3倍ぐらいかな~」って割り合い正直な坊守です。

その結果に高笑いする娘の顔が浮ぶことです。

 

何をしても子どもです・・・

情けないかな、そんな現実をまた知らされたことです。

 

ここまでして大切に何事もして下さる坊守に頭が上がりません。

今年のお講さんの「念仏あられ」は一味違いますよ!

お楽しみに・・・


続・あられ切りのはなし

2012年01月06日 13時54分46秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨夜から今朝にかけて、ずいぶん寒いと思ったら、今日は《小寒》…今日から寒の入りです

一昨日から始めたあられ切りも、昨日は一日中忙しくてちっとも捗りませんでした

でも、明日から高知県へ布教のご縁をいただいていて留守にしますし、何としても今日中には切り終えなければ!

と、朝から、こっとん、こっとん…とあられ切り

何と見かねたご院さんが、切るのを手伝ってくれました

ご院さんが包丁を持つなんて、結婚して以来見たことがありません

棒状のお餅を賽の目に切るのですが、こちらから見ていても危なっかしくて…

仕事量としては、半人前よりも、もう少し少なめな感じですが、

腰も手も痛いのに手伝ってくださったその気持ちが嬉しかったです

おかげで予定していた1.3倍くらいのスピードで、無事切り終えることができました!

おかげさまで…ありがとう!!

おいしい念仏あられになりますように!




さあさあ、寒の風に当てて干しましょう!