Tsuki軍団の野望

模型・廃墟・本・毎日のちょっとしたくだらない出来事を紹介するでござる。

片付け中に昭和を読む

2010-12-11 16:20:56 | 本・漫画・雑誌

今,あちきは片付けの真っ最中。

狭い部屋から,いろんなモノが出てくる出てくる。

今回は,そんなモノたちを
片付けをしながらブログをUPするでござるよ。
※だから片付けが進まない・・・。

つまり,おおよそ購入した日に,ブログを遡ってUPするのでござる。

出てきた出てきた。



「昭和レトロ博物館」(町田忍)でござるね。
町田殿の本は実に面白い。
この本はコラムを集めたモノなので,
時間が無いときにちょいと読むのに便利でござった。
詳しい調査が実にいい。

さて,こうなると,他の本も気になる。
昭和ネタの本,ほんの一部を紹介するでござるよ。

えっと,電車・機関車・SLネタは,実に昭和なんだけど,
今回は紹介しない。
乗り物系も今回はなし。だってきりがないもん。
廃墟ネタ,軍艦島関係も今回はなしね・・・。
だって,片付けにならないもん。



あちきをこの「世界」に招いたのは,
串間努殿でござるよ。
「日曜研究家」でござるね。
昔のアニメに懐かしグッズ,ヤクルトおばさんに
プロレス・・・・「点取り占い」なんか最高の研究でござるよ。



これも串間殿の本。
学校生活に絞ったもので,給食や検便の話など,
実に面白いのでござる。



後に,文庫版の「大増補版」が出る。



年代を追っていくのには,この本が面白い。
「懐かしの 昭和こども新聞」と
「思い出の 続昭和こども新聞」(日本文芸社)
でござる。
自分の生まれた年や,育った年を振り返るには便利な本。
「懐かしの」と「思い出の」に微妙なニュアンスの違いがある。



さて,この本「ぼくらの 昭和30年代新聞」(日本文芸社)でござるが,
先ほど紹介した本と似ている・・・と云うか同じ?

実は,「懐かしの・・・」が昭和38年,「鉄腕アトム」で始まるのに対して,
この本は,昭和30年から始まるのである。
実に,深い。



さて,振り返り系と云ったらこの本も面白い。
「懐かしの昭和・平成 流行事典 2001-1945」(新人物往来社)でござる。
最初の頁が2001年で,
読めば読むほどタイムスリップするもの。
写真が多いのもいい。



さて,年代を語るのでござれば,この本。
「1960年 大百科」(JICC)でござる。
これは,他に,1970年,1980年があるのでござるが,
今はどこにやったか分からない。当時の様々な文化が
実によく捉えられている。



さて,子供達の生活がじつに詳しく書かれた本がコレ。
「昭和こども図鑑」(ポプラ社)でござる。
出てくる挿絵が実によくて,
調べて見ると「ながたはるみ」さんと云って,
長崎県出身の方なのでござるよ。
文を書いた奥成達さんは,ながたさんの夫ね。



夏休みに限定しているのでござるが,
「昭和夏休み大全」(河出書房新社)でござる。
カラー頁が多いのもいいのでござるが,
これ,いやあ,よくとっておいたな~って云うモノが出てくる。

自分が小さい頃に描いた絵や,写真・・・大事にしないとね。



これも面白い切り口。
「楽しきわが家」(河出書房新社)でござるね。
カラー写真が多く,
よく集めたな~って云うグッズの数々。
女の子,女性のグッズなのでござるが,
何故か非常に懐かしい。



グッズ系だろうか?
「おやつストーリー」(泉麻人)でござる。
あったあった!食べた食べた!持ってった持ってった!
と思わず云ってしまうのでござる。

それから,お隣が
「コラム缶」まさしくコラムなのでござるが,
昭和のエッセンスが実によく効いている。



グッズ系だとこれも面白い。
ずっと使っているアレの生い立ちが分かる。



「昭和なつかし図鑑」(町田忍)。
これは,いろんな分野を扱っていて面白い。



これはいいね。
串間殿の本で,昔のアイテムが沢山紹介してある。
しかも,カラーが多い。
「図説 昭和レトロ商品博物館」(河出書房新社)



昔の子供の生活と,「おまけ」は切っては切り離せないモノ。
「別冊太陽 子供の昭和史 おまけとふろく大図鑑」(平凡社)
とにかく値段もまあまあだが,中身が濃い本。
一家に一冊欲しい本でござる。
巻末のおまけ,付録年表は秀逸。



おまけと云ったらコレも大事な本。
オマケ文化の流れがよく分かる。
「おまけ の博物誌」(北原照久)
ためになる本!



北原さんと云ったらブリキのおもちゃ。
この本,綺麗だよ。あちきの宝物。



カードもの,今の子供達も大好きだね。
その元祖。
「仮面ライダーカード 仮面ライダーV3カード完全図鑑」(竹書房)
なつかしいぞ!



カード系ならこれも!
「カルビープロ野球カード 1973」(竹書房)
亡くなった方も出てきて実に悲しいのでござる。



あちきは,どうしてもプラモデルと共に生活していたので,
こんな本が昭和の臭いを運んでくる。
左は,「日本プラモデル攻防史」(文春ネスコ)
※なぜか2冊もっている名著。
右は,「バンダイ キャラクタープラモ年代記」(Gakken)
スケールモデルでぐいぐいやってたバンダイが,
キャラクターモデルに!ってとこがいい。

他にも,「田宮模型の仕事」シリーズももっているが,
なんか,ちとちがうのね。



これは,プンプン臭う。
「超絶プラモ道」と「超絶プラモ道2 アオシマプラモの世界」(竹書房)
※ 竹書房強し!
もう,涙が出る本でござる。



ちょっと違う視点から。
「サライ」でござる。
これには,「ラジオが語った 時代の記録」と云う付録でCDがついていて,
これが実にいい。
激動の昭和「47の肉声」と云う記事と合わせて読む・・・。



この本は,昭和の時代を整理するのに適している。
実に分かりやすい。
難しいことを難しく云う人はあんまり頭はよくない。
難しいことを簡単に説明できる人はやっぱ頭がいいよ。
「そうだったのか! 日本現代史」(池上彰)。



これもやっぱり昭和だね。
写真のたけしさんも若い!



あ,やっぱり廃墟?
でもね,事件や事故って,昭和の臭いを運んでくるんだよ。

さて,最後は2冊の写真集。
かなり大事にしている本。
井上孝治さんの「あの頃」
1959年の沖縄の街が切り取られている。



そうして,「想い出の街」
耳の不自由な井上さんは,
じつに繊細な眼をもっていると感じる。



まだまだ紹介したい本があるのでござるが,
片付けをしている身。

ひとまずこれでおひらき。


 
 Diorama Photo Club 
ゆるゆる模型軍団 Yuru Yuru Mokei Corps

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3 コメント

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こりゃ・・・ (KIKO)
2010-12-14 00:30:04
かたづきませんでしょう。。。。
楽しく拝読させていただきました(^^)
しかし。。。凄い
きっと読んだら懐かしいだろうなぁ
だっこちゃん私も持ってたな
返信する
おはようございます! (20世紀末男)
2010-12-19 09:57:29
年末の大仕事も一段落したので
ようやくゆっくり訪問できるようになりました。
昭和関連の本の数々、素晴らしいですね!
私も全部欲しい!
私にとって思い出深い年代は80年代なのですが
それ以前の年代にも興味があります^^
返信する
当時の臭いがします。 (tsuki)
2010-12-20 08:28:37
KIKO殿
みんなで読んだら面白いと思うでござるよ。
微妙な年齢の違いと,
地域の違いで,
味が出るものでござる。

20世紀末男殿
大仕事一段落!
羨ましい!
こんなことしてるから,
全然一段落できないでござるよ。

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