知らないと恥をかく世界の大問題

「知らないと恥をかく世界の大問題」（池上彰：角川SSC新書）

実はこの本，ちょいと前に出された本で，
何で今更なのでござるが・・・。



第弐弾が出されたので，
それと一緒に購入でござる。

だってほら，１から読みたいじゃない。

世界の勢力地図は，米国の転落とともに変わりつつあり，
中国やロシア，その他，力を持とうとする勢力の戦略，
それから，今後の世界の動きについて書かれている。

オバマ政権が誕生し，
民主党が政権を握った時点での話なので，
若干古く，あちきがこの本の存在に気付いた時点では
少し，古いかな？と思って買わなかった時代のことが書かれている。

しかし，そう古い話ではなく，
いかに世界情勢や，政治情勢等が急速に変化しているかを表す。

この本は，いや池上さんの著書の多くがそうだが，
分かりやすく，世界の大問題を説明してあり，
こんな経済音痴のあちきにも，リーマン，サブプライム問題など，
改めて整理することができる本でござる。

「知らないと恥をかく」
と云う表題が有るわけだが，
あちきの周りには，知らないことで恥をかく人間はいない。

どちらかというと，
知ろうとしないことが「恥」なのではないかと思う。

この激流の時代，
知ることは力となり，
知ろうとしないことは，恥どころか，
自分の行く末を見失う愚かな行為のように感じてしまう。

さて，第壱弾は読んだので
「知らないと恥をかく世界の大問題２」に移るのでござる。

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