Tsuki軍団の野望

模型・廃墟・本・毎日のちょっとしたくだらない出来事を紹介するでござる。

浦上 856-0181

2011-06-08 20:57:35 | 長崎のお店

日本の自動車産業が,
消費者のニーズに応えるあまり,
アイデンティティを失ってきたことは間違いない。

以前の日本車には,こだわり抜いた何かが明確にあった。
「生み出したいクルマ」
そう云ったエネルギーが満ちあふれたクルマ。

今だってあるさ!と云う人も多いだろう。
いや,それは違う。
今,こだわっているのは,
何かに配慮し,その範囲内で技術を誇るクルマで,
そう,こんなクルマではない。



浦上856-0181
このコードネームが示すモノは,
まさしく,職人のこだわり。

随所にこだわりをもったこのクルマは,
まさに芸術品。

板金職人が,手で叩いて打ち出した,一点物。
そうカロッツェリア時代を彷彿とさせるモノだ。

リアのトランクははめ殺し。
まさに実用を度外視した趣味のクルマ。

そのラインも美しい。



フロントは,リアの形状とは違って,
エッジの効いたモノ。
サイドはあえてリベットで止め,重厚感を出している。

シャシーは中央が大きく空いたはしご形。
しかし,車高は低く収まっているから驚きである。

中央に1人力エンジンをユニットとして積み込むミッドシップ。
まさにエコ。



サイドはリアルな絵。
これも一点物。

まさに職人技。脱帽である。


 
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ゆるゆる模型軍団 Yuru Yuru Mokei Corps

コメント (2)
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