Tsuki軍団の野望

模型・廃墟・本・毎日のちょっとしたくだらない出来事を紹介するでござる。

Miles Davis

2010-05-24 00:15:19 | CD

先日,NHKの「schola 坂本龍一 音楽の学校」のJAZZ編が終わったでござるね。
実に残念。
全部で4回の講座で,実に興味深いものでござった。

特に,3回目のモダンジャズについては,Miles Davis のかっちょよさが目立った。
※個人的に好きなのでそう感じたのかもしれないでござるね・・・。


1959年3,4月収録

取り上げられたのは,Kind of Blue の「SO WHAT」でござる。
名盤中の名盤でござるね。
tp:マイルス ts:コルトレーン
as:キャノンボール・アダレイ p:ビル・エヴァンス
p:ウイントン・ケリー b:ポール・チェンバース
ds:ジミー・コブでござる。蒼々たるメンバー。

複雑だが譜面通りに演奏するスイングから,
テーマとルールはもっているが,
即興,みんながソロを狙うような「バップ」の時代に入るわけでござるね。
スピード感があり,実に格好イイ。

アフターアワーでセッションしていくうちに高められたとか。
そのコード進行はかなり複雑化し,入り組んだ転調が行われるのでござるね。
※あちき,詳しくないのでよく分からないのでござるが,

マイルスはこれらに新しい風を吹き込むのでござる。
コード進行に頼らない,レミファソラシドレと云った音階,
ドリアン・モード?を取り入れるのでござるよ。
これが独特のクールさを生んでいるのでござるね。カッチョイイ。
このモード・ジャズについて,「schola」では
実際に楽譜とワークショップで紹介してくれた。
ためになったね~。


「DIG」 1951年10月5日収録
まだまだテンポがバリバリでござるね。
でもやっぱりこれもカッチョイイ。


53年録音。
Enigma 好き・・・。
あとは・・・

1952年,54年収録。
クールに,そして激しく,そうして甘く・・・。
様々な要素が絡まっている1枚でござるね。



1954年,1956年録音
ミルト・ジャクソンのビブラフォンがいいね。
もちろんマイルスのクールな音色も抜群。


これは,マイルス生誕75周年記念リリース。
ベストでござるね。2002年発売。


1969年録音。
これはまた違った味わいをもつ。
様々な音が包み込み,実に気持ちいいのでござる。


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コメント (3)
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