昨日は,素晴らしい呑み会でござった。
お世話になった方の還暦祝いも無事に済み,
3次会は,あちきの行きつけのお店に一人でいくことに。
人生模様色々のお客さんがいて,
ちょいと大変でござったが,これが,呑み屋の面白いところでござる。
ママさんは,その後,美味しいラーメンを食べに行かれた(夜中でも行列のお店)でござるが,
あちきは,帰宅することに,それでも帰ったのは4時過ぎ,
今日は,一日,読書でござった。
さて,還暦のお祝いの前に,長崎の裏道をちょっと撮影してみたでござる。
長崎の夜は,10年以上前はそれは人がごった返し,
活気に満ちていたでござるが,
最近ではちょいと様子が変わってきているでござる。
大きな通りにあったお店はいくつも無くなり,
そこには,近代的な大きな立体駐車場ができている。
思案橋も雰囲気が変わり,
若者が入りそうな店が増えてきている気がしたでござる。
この裏通りはとても狭い。
中ではカラオケの音が聞こえる。
思案橋からちょいと脇道にそれると,そこは別世界のようでござる。
細かい裏道がくねくねと迷路のように広がっている。
やはりココも貸店舗の看板が多くなってきている。
呑み屋街独特の臭いが路地に漂う。
お酒の臭いか煙草の臭いか,ゴミの臭いとどぶの臭い,
人間の生活の臭いでござるね。
閉店した店が続く裏道では,
猫の糞尿の臭いがする。こうなると厳しい。
ぽっかり現れる空き地。
そこだけ,光がさす。
すぐにゴミが投げ入れられる。ココはどんなお店だったのでござろうか・・・。
ここもひっそりとしている。
電気のメーターのところに紙が貼ってある。
様々なダクトが出ていて,空を小さくしている。
通りはバイクが1台通る程度で,昼でも暗い。
ここの通りは明るい方。
この通りのお店は,電車通り側に入り口があり,
ここは,裏口があるところ。
大抵の店は,トイレがなく,組合が管理する共同のトイレを利用する。
お店の主人からトイレのカギを受け取り,終わったらカギを締めて,
主人に返す。
こんなシステムも無くなるかもしれない。
こんな時間からワンカップのお酒を呑む女性と出会う。
これも裏道の面白いところ。
何のおまじないだろう?
小さいお店が密集するせいか,
電線も縺れるようにそこにある。
突然現れる廃墟。
取り壊し中で止めたのか,
それとも,作る途中で止めたのか・・・。
火事のあとではないようでござる。
中には,部屋らしきところと,上に上がる階段などがある。
謎の多い廃墟でござるね。
ちょいと広い通りに出る。昼過ぎからは,
もう酒を運ぶバイクなどが行き来する。
少し賑やかで,音がする。
鮮魚を扱う活気のあるお店には人が多かった。
ここは,中には入らなかったでござるが,
年配の方が多かった。
今回,昼間に呑み屋街を回ったでござるが,
趣が深かった。ちょいとドキドキもした。
うんん,これも長崎の街でござるね。