あれだけ不安だった駅も,時間稼ぎの為に行った下調べで,
実に順調。
改札口のトラブルもなし。
おお!旅慣れたではないか!
座席に座って,本を開く。
おお!行きはドキドキで本もろくに読めなかった。
お酒は呑んでいないので,トイレの心配もない。
あちきは,電車でのトイレにイマイチ慣れないので,先に済ませる。
ちゃんと,お茶も買っている。おしっこにならないように,じっくりゆっくり呑む。
新幹線が動き出す。すべてが順調でござる。
おお!トラブル発生!
これだけ空いている席があるのに,となりにお客さんが座った!
しかも女性でござる。
あちきはこんなのが一番苦手・・・・。
よかった,餃子食べなくて。
昔,飛行機の中がやたらと窮屈で,帰りの席は広いところを頼んだことがある。
そうしたら,目の前にキャビンアテンダント?フライトアテンダント?が座り,
気まずくなったことがある。
目が合うとにっこりと微笑まれる。あちきもガチガチの微笑みをかえす・・・。その後は,なるべく目を上げないようにした。
でも,このお客さんも緊張されているようで,
買って来たサンドウィッチを音をたてないように,たてないように食べられる。
あちきが緊張してはいけない!と思い。
本に集中することに,その後すぐに眠りに入られたので,一安心。
2冊の本を楽しんだでござる。
不安は,少ない。しいて云えば,博多駅での乗り換えでござる。
時間は11分。行きは新幹線なのでホームを間違えることはない。
しかし,帰りはどこか分からない。それだけ,失敗しても博多で1泊すればいい!と開き直ったら,
不安は飛び去った。
長崎行きの「かもめ」(これも白ではなかった)にも無事に乗れた。
関西から来られた親子連れがうるさく
(大きな声でしゃべったり,DSの音をバリバリでプレイする。
空いている席には勝手に座り,落ち着かない・・・・はじめは子供がやっているのかと思えば,親やおばあちゃん・・・オイオイ)
集中力を乱されたが,待てよ!人のことに神経が奪われるくらい不安がないと云うことでござる。
これは大成功でござるよ。
本に集中しているうちに長崎駅。
やっと到着でござる。
真っ暗になってもココがどこだか分かるって安心でござるね。
2月に半袖で迎えに来た長男と家族を見付けてもっと安心。
これならまたJRでも行けるかも?
もう数年は出張したくないと願うあちきでござった。
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