新年も2日。家族の中では色々と悲しいこともあるんだけれど,みんなで支え合っているって実感がもてるところでもあります。
さて,今日は横山宏さんの「Ma.K.スケッチブック(大日本絵画)」を紹介しましょう。これは,「ツキオカ模型店」のおばちゃんから勧められたもので,私も以前から欲しいとは思っていたものであります。しかし,購入に踏み切れない理由はいくつかあって,
1つめは“価格”これまでも様々な宏さんの作品を購入してみましたが,やはり若干高め。紙も上等だし,アイディアってもっと報われるべきだと思うし・・・。仕方ないかなって我慢しています(買って後悔したことはないでござるよ)。
もう1つは,「スケッチ」というだけに,“色”がついていないんだな。模型を作る場合には,この“色”が重要になるもので(たいした模型は作れないのでござるが・・・),これらがあって,なかなか購入に踏み切れなかったのでござる。
しかし,よく考えてみると,これまでも宏さんの本はいくつか購入しているし,それらにはちゃんと“色”がついていますし,今回は「“色”なしでもいいか」って思いで買ってみたのであります。もちろん,「ツキオカ模型」のおじちゃんやおばちゃんのお勧めとあっちゃ断る理由もござらん。
さてさて,読んでみるとなかなかこれが面白い。読めば読むほど,見れば見るほど面白い。スケッチのもつ自由さと躍動感,開発秘話というか宏さんの思いっていうか,なんか,みるみる虜になったでござるよ。“色”を付ける前の力。線の力,想像力の力を感じて感動している私でありました。