VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

同行二人+1 現地から : 満願

2016-09-29 | 月世界
ついに高野山。
ついに満願成就。

達成感とともに、もう終わってしまうのか、という名残惜しい気持ちもある。
それは、一緒に参拝した仲間がとてもよくまとまることができていたからだ。
どこのお寺だったか、他のグループの先達さんが私たちの参拝を聞いていて
「ご苦労様です。とても良いお参りでしたね。」と言ってくださった。
礼儀としてそう声をかけてくれたのだと思うけれど、
ずっとお参りしてきた最後の方だったので、とても嬉しかった。

そして仕上げの奥の院。
奥の院は神聖な場所。
この橋の向こうには、弘法大師が今もいらっしゃる。
ということで、撮影禁止。


ここで、四国八十八か寺と高野山奥の院、合わせて八十九の御朱印をいただいた納経帳と御影の散華を
私たちがお参りをしている間に各納経所で御朱印受け取りを代行してくれていた先達ドライバーさんから手渡された。
すべてのお寺でつんちゃの供養をし、魂が安らかであることを祈願し、
写経を納め、お経を唱えた。
八十八か寺の本堂と太子堂(88寺 X 2カ所 = 176)、さらに奥の院で合計177の般若心経の写経はさすがに簡単ではなかった。
つんちゃの四十九日が過ぎた頃、4月からほぼ毎日のように書き溜め、それでも足りなかった分は
お遍路中に書いていた。
それぞれのお寺に収める納め札にも、裏に願い事を書いてもよいとされているので、
ここにも「つっきー霊位供養」と書き添えた。
般若心経は、最初のうちはおぼつかなかったものが、
今ではすらすら唱えることができるようになった。
これもすべて、お遍路参拝で満願を成したことで得られた。

つんちゃが今もワタシにエネルギーを送ってくれているような気がするのは
つんちゃへの思いから起こる、何かしらの新しいことへの試み。
つんちゃが世界を広げてくれている。
つんちゃが生身であろうとなかろうと、触れることができなくても、今もワタシに力を与え続けてくれている。


とても居心地の良い仲間と一緒にお遍路を巡れた11日間は
つんちゃからの贈り物のような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つっきーの木