逆打ちお遍路旅3日目にして、
ようやく傘から解放された。
それでも秋雨前線は意地悪く居残り、
今日のスタートの雲辺寺はロープウェイがあるような高い位置にあるのに
ガスの中で、上から見渡せるはずの眺望は残念ながらどんより。
一般の車が上がれる駐車場の先には650段の階段が待ち受けている。
専用の輸送バスは往復700円。
カネがものをいうのはココです、
と先達ドライバーさんが到着前にバスを使うかどうかを確認したら、
9人全員がもちろん、お金を喜捨します!と口を揃えたのに、
あっさりバスにふられた。
本堂は雨水が滝のように流れ落ちている石段をさらに登った先にある。
大雨による土砂崩れを懸念したのかも?と言っていた。
あの階段を登って来たので有り難みは倍加。
ココには五百羅漢も置かれていて、
羅漢様の顔には自分に似ているのが必ずあると言われている
つんちゃ?
まぁ初日から比べれば、
足元が濡れないだけでも有難い。
ここで、先達さんの今日の話で使ったクイズ。
他者に使う「有難う」の反対語は何でしょう?
正解は「当たり前」だそうで、
他者が自分に何かをしてくれるというのは
「有難い」つまり特別なことなのだから
それは当たり前と思ってはいけない。
些細なことにも感謝することを忘れずに。
いや〜、修行すればそんな心を持てるのだろうか?
まだまだ、遠いな、ワタシ。
今日のトピックスは、噂に聞く、
"一般ピープルバージョン"お接待を受けたこと。
お昼を食べた食堂で年配の女性から
先達ドライバーさんが
「あんたらお遍路さん?」と声をかけられ、100円を
いただいた。
私達のグループ9人+先達ドライバー、計10人で、
10円ずついただいたことになる。
見ず知らずの行きずりの他人に
お接待という習慣を持つ四国の人々。
関心がない人も多いのだろうけど、
でも、残してほしいなと願う。
1200年もの間、お遍路を支えたのは、
弘法大師を慕う人々がいたからこそだし、
世界遺産登録を目指すお遍路は、
一宗教の一宗派ではなく、文化になっているから、
四国の方々には、押し付けるようで申し訳ないけれど、
四国にしかこのような場所はないのだから、
お接待の心を残してほしいな〜と思う。
お接待というのは、お遍路さんに金銭や食べ物を施す、
というのではないと先達ドライバーさんに教えてもらった。
弘法大師を慕う人々が、自分はお遍路に行くことは出来ないけれど、
あなたが代わりに私の思いを背負って、
お参りして下さいね、という意味だそうで、
頂いた気持ちは、最後の札所で
その人の分もお参りしてあげる。
知らない人同士の信頼関係が成立するって、
すごいことだなぁと感心する。
そして、そういうのって、いいなぁ。
お接待頂いた年配の女性と会った食堂は、
四国でポピュラーな学食スタイル。
自分の好きなおかずを取って、マイ定食を作る。
お接待を受けた食堂は、四国によくある自分で好きなおかずを取って最後に精算する方式。
ここの食堂は地元でも人気だという。
卵焼きはオーダーしてから焼いてくれる。量が一人分にしては多すぎた・・。
ようやく傘から解放された。
それでも秋雨前線は意地悪く居残り、
今日のスタートの雲辺寺はロープウェイがあるような高い位置にあるのに
ガスの中で、上から見渡せるはずの眺望は残念ながらどんより。
一般の車が上がれる駐車場の先には650段の階段が待ち受けている。
専用の輸送バスは往復700円。
カネがものをいうのはココです、
と先達ドライバーさんが到着前にバスを使うかどうかを確認したら、
9人全員がもちろん、お金を喜捨します!と口を揃えたのに、
あっさりバスにふられた。
本堂は雨水が滝のように流れ落ちている石段をさらに登った先にある。
大雨による土砂崩れを懸念したのかも?と言っていた。
あの階段を登って来たので有り難みは倍加。
ココには五百羅漢も置かれていて、
羅漢様の顔には自分に似ているのが必ずあると言われている
つんちゃ?
まぁ初日から比べれば、
足元が濡れないだけでも有難い。
ここで、先達さんの今日の話で使ったクイズ。
他者に使う「有難う」の反対語は何でしょう?
正解は「当たり前」だそうで、
他者が自分に何かをしてくれるというのは
「有難い」つまり特別なことなのだから
それは当たり前と思ってはいけない。
些細なことにも感謝することを忘れずに。
いや〜、修行すればそんな心を持てるのだろうか?
まだまだ、遠いな、ワタシ。
今日のトピックスは、噂に聞く、
"一般ピープルバージョン"お接待を受けたこと。
お昼を食べた食堂で年配の女性から
先達ドライバーさんが
「あんたらお遍路さん?」と声をかけられ、100円を
いただいた。
私達のグループ9人+先達ドライバー、計10人で、
10円ずついただいたことになる。
見ず知らずの行きずりの他人に
お接待という習慣を持つ四国の人々。
関心がない人も多いのだろうけど、
でも、残してほしいなと願う。
1200年もの間、お遍路を支えたのは、
弘法大師を慕う人々がいたからこそだし、
世界遺産登録を目指すお遍路は、
一宗教の一宗派ではなく、文化になっているから、
四国の方々には、押し付けるようで申し訳ないけれど、
四国にしかこのような場所はないのだから、
お接待の心を残してほしいな〜と思う。
お接待というのは、お遍路さんに金銭や食べ物を施す、
というのではないと先達ドライバーさんに教えてもらった。
弘法大師を慕う人々が、自分はお遍路に行くことは出来ないけれど、
あなたが代わりに私の思いを背負って、
お参りして下さいね、という意味だそうで、
頂いた気持ちは、最後の札所で
その人の分もお参りしてあげる。
知らない人同士の信頼関係が成立するって、
すごいことだなぁと感心する。
そして、そういうのって、いいなぁ。
お接待頂いた年配の女性と会った食堂は、
四国でポピュラーな学食スタイル。
自分の好きなおかずを取って、マイ定食を作る。
お接待を受けた食堂は、四国によくある自分で好きなおかずを取って最後に精算する方式。
ここの食堂は地元でも人気だという。
卵焼きはオーダーしてから焼いてくれる。量が一人分にしては多すぎた・・。