負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

求職グレートジャーニー【長文】

2022-11-09 09:46:00 | CEな日々
さてお待たせしました。私の求職グレートジャーニーのお話をしようと思います。今回は恐ろしく長文です。

【そもそもなぜ求職したか】
実は博士は入学よりも卒業が難しいです。嫌になって辞める人、うつ病はじめ心身の調子を崩す人の話には枚挙にいとまがありません。実際研究活動って修羅の道なので、病むのもわかります。
で、病んだ心を癒すには「躊躇わず逃げ出せ」が結構重要要素なのですが、博士課程の学費やその他を親に支弁してもらっていると、この辞めるという行為のハードルが恐ろしく高くなります。実際私の身の回りでも、辞められた人はみんな自力で学費を支弁していました。逆にそうでもしないと辞められない感ありましたね。転学やサバティカル(研究留学)も同様。なぜかというと、病んだ心に交渉とかは思いの外エネルギーがいるからです。そんなわけであらかじめ病む時の逃げ場としても求職は重要な立ち位置を占めていました。
あと最大の理由として、友人への見た目もありました。流石に24超えて、卒業前にはアラサーですからね。それで親の脛を完全にかじるのは、うーん。実家住まいのみんなも正社員なら扶養は余裕で抜けてるわけだし、こちらの援助額もせめて家賃光熱費食費くらいにはしておきたいところ。

【求職その一 臨工として】
現在アルバイト勤務している病院は博士の研究拠点から遠くなること、またタイミング良く契約が切れることからも他へ移籍することが望ましい状況でした。職場の方から紹介してもらうも、「週3が限界ですか……」とあまりいいお返事がありませんでした。自分でも求職しましたが、条件に合う求人が見つからないんですよ。マジ。大概週5回勤務とかな。いやいつ研究せいっちゅうねん。せめて週3。
後もう一つの大きな問題が、来年以降何らかの学費助成や研究助成を受けることになった場合、助成金額が高額なものだと教育・研究関係のアルバイト以外は禁止されることが多いです。そのため、年次契約である方が安心でした。ところが思ったより条件に合うのがないので、あえなく諦めることに。

【求職その二 ならば無資格の医療職】
次点として目をつけたのが、比較的勤務に融通が利きやすい看護補助です。さっそく来年から週3回希望で履歴書を送るも、無事不採用。今すぐ欲しかったらしい。ごめんよ。さらにデンタル側でも歯科助手という、無資格でできる仕事がありますが……。近郊に見つけたのでこちらは面接待ちです。ちなみになぜアルバイトなのにこんなに早く求職するかというと、奨学金などには来年の収入見込みを書く場合があり、内定が出ていた方が有利だからです。奨学金がもらえて実家に暮らしていれば、国公立大の学費は余裕だぜ。

【求職その三 ええいままよ非常勤講師】
さて段々頭がおかしくなってきました。次に選んだのは、修士以上の学歴でもそこそこ雇っていただける非常勤講師。しかもありがたくも、教育職なので、研究費の助成も気にしなくていいというおまけ付きです。無事、採用されるといいんですがね。今はまだ何段階も面接を踏んでいる最中です。はい。

【最終奥義 ベビーシッターとして登録する】
まぁここまで求職を心がけても、これが当たるかどうかはわかりません。で、全ハズレだと全脛齧りが確定してしまいます。奨学金も当たるかどうかは運です。「仕方がない……少なくとも生活費だけは保証できるようにしようじゃないか」という事で、ベビーシッター事務所に登録しました。保育士という伝家の宝刀を使う時がとうとうやってきたわけですね。ちなみに保育士持ってると時給がほんのりアップして、なんとなく嬉しい気持ちになりました。

というわけで修士後半はゆるゆるシッターやりながら、来年以降の生活費を稼ぎつつ、定収入を獲得していきます。まぁもう修論書くだけだし、このくらいは甘んじて受けようじゃないか。

本日もポチッとよろしくお願いします。みなさん頑張っておられます。



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