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Pretenderの備忘録

日本フィルハーモニー交響楽団 第382回名曲コンサート<ベートーヴェン・ツィクルスVol.2>

2019-10-27 19:22:36 | 音楽 Classic
サントリーホール

出演指揮:ピエタリ・インキネン
ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン
日本フィルハーモニー交響楽団曲目ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15
ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 Op. 88 B. 163
シューベルト:即興曲第3番 変ト長調 D899 Op.90(ピアノ・アンコール) 

ベートーヴェン1番はさらっと。
ピアノコンチェルトは、しっとりと聴かせる。先日の四番よりも良かったように感じた。
そして、ドヴォルジャークの8番。ベートーベンチクルスでありながら、本日の演奏でこれが一番良かった。力強く、美しく、弦のまろやかさもある程度あり。
二階のLD、RDに空席が目立った。せっかくのチクルス、地味な曲ではあるが、もう少し宣伝があっても良かったか。
バイロイトが成功するとチケットが取りにくくなるということになるのだろうか。それもなんとも寂しい。
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宝生会 秋の別会能 第一部

2019-10-27 18:57:33 | 能・狂言、文楽
宝生能楽堂

一調 山姥 
 田崎隆三 太鼓 三島元太郎

夜討曽我
 五郎 朝倉俊樹、十郎 金井雄資、団三郎 藤井雅之、鬼王 辰巳満次郎、古屋 山内崇生、五郎丸 金森良充、立衆 東川尚史、亀井雄二
 大藤内 間 善竹十郎、善竹大二郎
 地謡 辰巳大二郎、當山淳司、高橋憲正、水上優、野月聡、宝生和英、武田孝史、大友順

腰折

松風

松風まで見たかったが、次の予定があり、夜討曽我まで。
一調は珍しい。
夜討曽我は初めて観たが、安宅以上にダイナミックでびっくりした。能らしくないというか。こういうのも面白い。日本人には分かり易いのではないか。

11時開始で、終演が15時ころで、休憩が15分だと、全部観ることを予定しているとは思えない。


 
 
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NHK音楽祭2019 チェコ・フィル

2019-10-25 22:11:34 | 音楽 Classic
NHKホール
プレトーク  広瀬大介(音楽評論家)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:セミョーン・ビシュコフ
バイオリン:樫本大進
曲目
チャイコフスキー/バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
チャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」 作品58
ヴァイオリンアンコール
JSバッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番より第三楽章 サラバンド

チャイコフスキープログラム
樫本のヴァイオリンは20年以上聴いてきている。
ベルリンフィルのコンサートマスターになってからは、コンチェルトや室内楽の機会は減っているか。
今日は、雄大でドラマチックな演奏を期待していたが、力とテクニックでねじ伏せるような演奏だと感じた。オケとの相性等もあるのだろう。
マンフレッド交響曲は、CDも持ってないし、生で聞くのも二度目とかそんな感じじゃないか。雄大な曲ではあり、チャイコらしい旋律も多い。第四楽章では、パイプオルガンが唐突に入り、雰囲気がちょい変わる。金管も弦も安定の演奏だと思うが、凄く感動したというようなことはなかった。
NHK音楽祭の意味、N国対策の上でも、関係者は見直しが必要かもしれない。



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オイディプス

2019-10-24 20:52:57 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアターコクーン

原作:ソポクレス
翻案・演出:マシュー・ダンスター
翻訳:木内宏昌
美術・衣裳:ジョン・ボウサー
振付:シャーロット・ブルーム
出演:市川海老蔵、黒木瞳、高橋和也、中村京蔵、谷村美月、市川新十郎、笈田ヨシ、森山未來

ギリシャ悲劇なんで暗い話であるのは仕方ない。オペラの現代演出みたいなスーツを着た王。舞台は、上下の空間を使う。

海老蔵、森山、黒木、筏田等を使ってもったいない気はする。マクベスかオセロで良かったんじゃないか。
海老蔵の芝居は歌舞伎だとフィットするが、スーツ着てギリシャ悲劇だとビミョーな違和感。森山は流石に何でもこなす。黒木も良かったが、もう少し老けて欲しかった。

血糊が飛ぶかもとビニール配布。最前列は



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組曲虐殺

2019-10-23 23:38:59 | 芝居・ミュージカル・バレエ
作:井上ひさし
演出:栗山民也

井上芳雄
上白石萌音
神野三鈴
土屋佑壱
山本龍二
高畑淳子
音楽・演奏:小曽根 真

初演は観ていないが、再演は観た。
重くなりがちな暗い時代のテーマを、ユーモアや音楽を交えての芝居。
長い芝居だが長さを感じさせない。
井上は、芝居は着実に進歩し、王子様のような独唱のミュージカルではないが、時に歌声を披露。
今まで石原さとみが演じた役を上白石が。頑張っていたと思う。繊細さの表現は今後の課題だろう。
他はうまい役者を揃えたが、高畑は姉というのがしんどい年齢に差し掛かっている。母でもおかしくない感じ。
世界の小曽根の生演奏。贅沢な舞台!
再演され続けるというのは戯曲としての価値だと思う。

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