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Pretenderの備忘録

読書大全

2022-04-02 23:52:44 | 読書
世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊
著者 堀内勉 日経BP

大作である。第一部130ページで、自己紹介、学問の構造と本書、宗教と神話、哲学と思想、経済と資本主義について説明され、第二部で具体的な200冊の解説となる。

流行のビジネスリーダーのリベラルアーツというテーマだろう。解説はビジネスマンらしく中立的である。文学を省いたのは、ビジネスマンに馴染みにくいからだろうか。

読書紹介というと、立花隆、松岡正剛、そして佐藤優が思い浮かぶ。そういう大きな体系を踏まえて強い自我を感じるものではない。出口氏と同じく、ビジネスで成功して、読書してきたことをきちんとまとめて残そうということだろう。もっと、ビジネスとのつながりということで書籍にコメントした方が馴染みやすい本だったのではないだろうか。ビジネスの人生という観点でも良いが。




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