曲目・演目
ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲(2019年5月バルセロナにて世界初演)
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付」
出演
指揮:大野和士
管弦楽:バルセロナ交響楽団
三味線:吉田兄弟
ソプラノ:ジェニファー・ウィルソン
メゾ・ソプラノ:加納悦子
テノール:デヴィッド・ポメロイ
バス:妻屋秀和
合唱:東京オペラシンガーズ
現代曲に三味線というのは、かなりなチャレンジ。
第九は、第四楽章冒頭、金管が最も緊張感あるところで外してフワってなったのが残念。それ以外はまあ無難。
プレコンサート、大野さんはホント好きだよね、よくしゃべってた。
三越劇場
【出演】北翔海莉・北村有起哉・市瀬秀和・鯨井康介・舞羽美海・三林京子
舞台セットはシンプル。実力派の役者。狂言回しを入れて、歌舞伎版に比べ、孝介回りの話を結構入れた。
新三郎の死、伴蔵とお峰のその後、孝介とお国のところは、私が知っている牡丹灯籠とはかなり違う展開だった。
だんまりや夏祭を思わせる演出、笑いも随所に。新たな牡丹灯篭を作ろうとチャレンジしたと言うことか。
とにかく長い話で、数奇な繋がりがたくさん出てくるので、取捨選択もなかなか難しいところだ。