愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

怪奇現象?

2006年12月04日 | 西子
 最近、うちでちょっと気になることがありました。
 それはある夜のこと。僕が帰ると、なぜかテレビの上に置いた小さい猫の置物3つのうち、2つまでが床に落ちていたのです。
 「こっ、これは! もしかしたら世にいうラップ現象?」
 などと一瞬考えてしまいましたが、霊感など無縁の僕と年齢不詳で大声で鳴きまくる猫の住む部屋に取り付く物好きな霊など、どう考えてもいるはずはありません。
 「きっと朝、西子にお出かけのあいさつをして家を出るときに、僕が上着を引っ掛けて落としたんだろう」
 テレビの位置は猫ベッドの横なので、僕はこの程度に考えていました。
 しかし、これだけで終わらなかったのです。
 数日後、家に帰ると、今度は180センチほどの本棚の上に置いてあるボックス型の本立てのうち、一番端のひとつが崩れ落ちていたのです。
 「地震があったわけでもないのになぜ?」
 こうなると、何らかの力が加わった可能性が高まってきました。
 とはいえ、わが家は僕と西子の二人暮らし(?)ですから、西子以外に考えられません。
 テレビは台を含めて80センチ程度。猫なら十分に飛び乗れる高さです。
 そして本棚。横にはパソコン台を置き上にはプリンター。その横にやはり80センチ程度のカラーボックスを置いています。つまり、いきなり180センチの本棚の上に乗るのは無理でも、カラーボックス→パソコン台→本棚とたどり着くことは十分に可能なのです。
 しかし僕が知る限り、西子の生活動線は猫ベッドとトイレをつなぐ直線。ごはんとお水はその直線上にありますから、ほぼこの生活動線から出ることはありません。
 「もしかしたら侵入者?」などと思った瞬間、以前「猫の病院」のにゃんこ先生こと玉野先生に言われた一言が蘇ってきました。
 「人の見てないところで、何やってるかわからないわよ、猫なんて…」
 そうなんです。だいたい、僕の知らないところで犬歯を折るほど悪さをしている西子。たしかに、見ていないところで何やっているか、わかったものではありません。しかも、最近はサプリメントの効果か必要以上に元気。連日、鳴き喚いているだけでなく、わずかな時間ですがボール遊びも復活しています。
 もはや疑いの余地はないのですが、現場を押さえていないため「容疑者」以上にはできません。
 西子と生活をともにするようになって、間もなく2年。「西子ぉ~、お前、猫のくせに未だに猫をかぶり続けてるのかぁ?」などと尋ねてみましたが答えるはずもなく、猫ベッドで猫団子になる西子。飼い主としては、ちょっと悔しい。
コメント (5)
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