愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

多発! 木から降りられなくなったにゃんこ

2006年12月11日 | たっちーの部屋
 高いところに登ったけど降りられなくなった――最近、そんなちょっと間抜けなにゃんこのニュースが相次いでいます。
 まずは、神奈川県川崎市。「猫が高い木に登って下りられなくなっている」との連絡を受けた消防署が隊員5人を動員。ハシゴやロープ、電動のこぎりなどを持って駆けつけて救出作業を開始。
 しかし、案の定、木の上を逃げ回り救出は難航。そこへ、駆けつけたノラ猫を保護して飼い主を探す活動をしている獣医さんが「木から落としても大丈夫。衰弱する方が危険」とアドバイス。作戦変更して、隊員が木に登って枝を揺すりながら猫を追いつめると、猫は高さ約6メートルほどの枝から下に飛び降りて無事に逃走。隊員のひとりは「私も猫好きなので、助かってうれしい」とコメント。地域でかわいがられている猫のようで、今度もお騒がせにゃんことして街の人気者になるかも?
 お次は、兵庫県西宮市。「猫が木の上から下りられないのでは」との通報を受け消防署が出動。ここでも、やっぱり逃げ回っていたのですが、このにゃんこの場合、高さが15~16メートルの場所だったため落とすわけにもいかず、あの手この手を尽くしたのですが救出が難航。救出劇は5日間にも及び西宮署が高所作業車2台を出動させる大捕り物に。捕獲されても威嚇していたそうですから、なんとも恩知らずというか、大物というか…。ちなみに、写真が救出されたときの映像。網の中で暴れまくっていることがわかりますよね。
 首輪などはしていなかったのでノラだと思われますが、これほどの大捕り物劇になってしまうと、もし飼い猫だった場合でも、飼い主さんが名乗り出るのはとっても勇気がいるかも?
 最後は海外から。 米・カリフォルニア州でも電信柱に上ったまま、下りるに下りられなくなってしまったにゃんこが出現。見かねた近所の住民たちが当局に救助を要請したという事件。このにゃんこ、狭い先端部分で3日間鳴き続けていたそうですから、かなりかわいそうな状況です。要請を受けた電力会社の作業員たちがリフトに乗って救出。ちなみに、このにゃんこが抵抗を示したかどうかなどの詳細は不明ですが、「降りられないような電柱をつくる電力会社に責任がある!」などと会社を訴えたりすることはなかったようです。
 しかし、もしかしたら世界規模で高いところから降りられなくなってしまう、ちょっと間抜けなにゃんこが多発している可能性あり。降りられなくなってもちゃーんと助けてもらっているのはうれしい限りですが、もうちょっと考えて登りなよぉ~って感じです。
コメント (4)
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