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愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

西子の毛づくろい

2006年08月12日 | 西子
 以前からご紹介していますが、うちの西子は爪きりやブラッシングなどが大嫌い。濡れることも嫌がるので、連れてきた初日のわけがわからないうちに、一度、お風呂に入れたっきり。一歩も外に出ない完全家猫なので、それほど汚れることはありませんが、何もしないわけにはいきません。濡れタオルなどで身体を拭くのですが、それすら嫌がります。
 爪きりのとき同様に、強引に押さえつけて拭きますが、身体を硬直させて逃げるタイミングを計る西子。体力に自信がないのか、噛み付いたり、ひっかいたりはしませんが、ちょっと気を抜くと、目をひん剥いて逃走。以後、しばらくの間は3メートル以上近づかなくなり、例の「あおーん」を連発します。
 僕は、その様子を見て「よっぽど、濡れるのが嫌いなんだなぁ」などと思っていました。
 そんな、ある朝。寝ている僕の顔に、なにやら飛沫がかかりました。フッと見ると、西子が夜寝るときの定位置である僕の枕右横で、熱心に毛づくろい。しかも、熱心過ぎて、背中が濡れています。
 「こんな調子で、しかもこの距離で毛づくろいしてたら、たしかに飛沫が顔にかかるよなぁ」などと感心しつつも、目覚まし時計でも、鳴き声でもなく、毛づくろいに起こされたことに不満を感じる僕。しかも、僕が濡れタオルで拭いているときよりも、自分で毛づくろいしているときのほうが、体が濡れています。
 「西子ぉ~、濡れるの嫌いじゃなかったの? 濡れタオルで濡れるのはイヤだけど、自分の唾液で濡れるならいいってのはどういうわけ?」
 などと、問いかけてみましたが、答えるはずもなく、まったく無視して毛づくろい続行。
 身だしなみに気をつけていたのかもしれませんが…ちょっと納得いかないです。
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西子、お客さんを迎える

2006年08月09日 | 西子
 以前もご紹介しましたが、僕が現在住んでいる東京都杉並区阿佐ヶ谷は、現在七夕まつりの真っ最中。先日、阿佐ヶ谷出身のCねえさんと友人の酒豪・E子さんをお誘いて、七夕見物をすることになりました。
 人通りの多い商店街を見物後、焼き鳥屋さんでお食事をして、そろそろ帰ろうかというときにCねえさんのお連れ合いの通称「オヤジ」から電話。すでにどこかで飲んでいるようでだいぶご機嫌な様子。
 「今から、そっちに行く」とオヤジ。なんだかんだ言いつつ、来たのが11時過ぎ。平日ということもあり、これ以上どこかで飲んでいると、明日にヒビクので、やや遠いE子さんは帰宅。結局、Cねえさんもオヤジも「帰るか」なんてことに。「何しにきたの?」などと話しているうちに、なぜか「西子が見たい」ということになり、二人そろって僕の家にくることになりました。
 普段、お客さんは来ませんし、ましてや西子に会いにくるお客さんは初めて。「どんな反応をするかなぁ」と興味深くみていました。
 ノラ時代は、ダレカレかまわず近づいてきた人の膝に乗っていた西子ですから「よもや、人見知りはしないだろう」と思っていたのですが、ぜんぜんダメ。
 突然の来客、しかも酔っ払ったオヤジとCねえさんに抱っこされると、身体をこわばらせ「おわーん」などと鳴きながら逃走。トイレの隅っこにちっちゃくなって非難してしまいました。
 ちょっとびっくりしただけかな? と思って、帰り際に、お別れのあいさつをしたのですが、やはりかなりの緊張モード。さらに、2人が帰った後も、普段なら絶対行かないパソコン台の下やテレビの後ろに隠れたり…をしばらく続けていました。しかも、隠れている間は、一声も発しません。どうやら、かなりびっくりしたようです。
 無視していると、そのうちこそこそ出てきてあたりの様子を伺う西子。機嫌を損ねていましたが、抱っこしたり、膝に乗せたりしているうちにすっかり機嫌を取り戻しました。しかし、西子がこんなに人見知りだったとは…意外な一面を見た飼い主・たっちーでした。
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西子の過去予想図

2006年08月07日 | 西子
 ある日、一人暮らしのおばあさんの家に1匹の雌猫が迷い込んできました。
 母猫とはぐれて、ずいぶん長い間、街をさ迷い歩いていたようです。すっかり痩せて、衰弱しています。
 おばあさんは、猫にミルクを与えましたが、自分で飲むことが出来ないくらい、弱っています。このままでは死んでしまうと思ったおばあさんは、さっそく子猫を連れて近所の動物病院へ。獣医さんは、子猫を一目見ていいました。
 「これだけ衰弱していると助からないかもしれません。それに、子猫のうちにこれだけの栄養失調を経験してしまうと、これから先も病気になることが多かったり、長生きできないかも知れませんよ」
 それでも、おばあさんは、子猫をこのままにしておくことは出来ませんでした。獣医さんにお願いして、治療を続けているうちに、少しずつ回復してきました。
「私も老い先は短いし、この猫はちょうどいいかもしれないねぇ」
 おばあさんは、子猫を飼うことにしました。
 幸いにも、その後、大きな病気になることもなく、順調に回復しましたが、子猫のときの栄養状態が悪かったためか、身体は大きくなりませんでした。それでも、おばあさんは猫をいつくしみ、大切に育てました。回復と成長を待って避妊手術もしました。外と家の中の出入りを自由にしていたのですが、おばあさんの膝の上にばかりいて、あまり外に出ることはしませんでした。
 猫を膝の上に乗せて、1日をのーんびり過ごすことが、おばあさんの楽しみになりました。猫もおばあさんの膝の上で、のーんびり過ごす日々に幸せを感じていました。
 でも、そんな幸せな日々は、突然、終わりを告げました。
 おばあさんが亡くなったのです。
 猫は、家の中を、おばあさんを求めてなき続けましたが、帰ってくるはずもありません。
 そのうち、身寄りのなかったおばあさんの家は取り壊され、猫は行き場を失ってしまいました。不安と寂しさに包まれながら、子猫のときのように、とぼとぼと街をさ迷い歩きました。ほどなくすると、地域猫が暮らす駐車場を見つけました。そして、そこにいれば、地域の人たちからエサをもらえること知りました。お腹がすいていた猫は、その駐車場を居場所にすることにしました。
 ごはんの心配をすることはなくなりましたが、寂しさはなくなりませんでした。足を止めた人に擦り寄って、ときには膝に乗せてもらったり…。そうして、わずかな時間でも寂しさを紛らわせていました。
 ある日、猫に会うといつも膝の上に乗せている男の人が、猫をカバンに詰めて連れ去りました。
 猫は、それまでいた場所が、西新宿だったことから西子と名づけられました。
 今は、年中、意味不明に「あおーん」と鳴き叫びながらも、なーんとなく幸せに暮らしています。

たっちーから:今回は、僕と出会う前の西子の様子ことを、少ない情報から予想というより、想像あるいは妄想して書いてみました。どこまで当たっているか、確かめる術はありませんので、ホントは、あまりにも鳴き声が大きくて、しかもよく鳴くから、うっとうしくなって捨てられただけかも? なんですけどね。
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早く梅雨、明けてくれ~

2006年08月01日 | 西子
 最近の東京、梅雨明け間近で雨が降ることは少なく、天気予報の降水確率もかなり低くなっています。
 とはいえ、時折、モクモクと灰色の雲が出現するなど、まだまだ油断できない空模様。
 こんなときに、一人暮らしを悩ませるのは洗濯物や布団干し。特に布団は干したまま会社に行くわけにもいきません。やはり、布団を干したり、シーツなどの大物を洗濯できるのは休日のみ。平日、昼休みにカンカンと照りつけている太陽を見ると「こんな日には、わずかな時間でも布団を干したかったなぁ~」などと所帯じみたことを考えてしまいます。 
 しかも、僕の場合、横着をして部屋の隅に布団をたたんだまま放置しているため、日中はすっかり西子のベッド代わり。お陰ですっかり毛だらけです。さらに、先日は、僕が留守をしている間に、布団の上に毛玉を吐くし、よく見るとウ○チのシミもついているし…。先日の土・日は、お天気がよかったのですが、寝坊したし、お出かけの予定があったし…で、結局、布団にまで手が回らず。こうなると、梅雨のせいにばかりはできませんが、「勘弁してくれ~」って感じです。
 とはいえ、長引いていた梅雨とも今週中にはお別れが出来そう。今度の土・日には、布団干しとシーツの洗濯ができそうです。すぐに西子の毛だらけになるのは避けられないにしても毛玉を吐いたり、ウ○チのシミをつけるのは勘弁して欲しいんだけど…。無理だろうなぁ。
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猫の性格テスト

2006年07月26日 | 西子
 8月号の『ねこのきもち』で「3つのテストでわかります! うちの猫の性格タイプ」という記事が載ってました。
 このテスト、「怖がり度」「活発度」「甘えん坊度」にわけて、それぞれ15コの質問にチェックをしていきポイントを出し、「低」と「高」に分けていくもの。
 というわけで、西子の性格タイプをチェック!
 まず、怖がり度。質問を読んでいて「動物病院に連れて行くと暴れる」でペンを止める僕。西子の場合、暴れはしませんが、病院に連れてくために猫カゴに入れた瞬間から、病院を出るまでの間、ひっきりなしに「あおーん」だの「びゃおーん」だとのとてつもなく大きい声で鳴き喚きます。このため、暴れないのは体力に自信がないからだけと思われるのでチェック。などやっていたら結果は「高」。やはり、という感じです。
 次は、活発度。これは「比較的大きな声でよく鳴く」のみにしかチェックする項目はなし。もちろん結果は「低」。納得です。
 最後は、甘えん坊度。今度は「飼い主さんが風呂やトイレに行くと、ドアの前で待っていることがある」との質問でペンを止める僕。西子の場合、ドアの前に立ったりせず『さっさと出てきなさいよー!』って感じで鳴き叫ぶことがよくあります。このため、質問の趣旨を考えるとやはりチェック。などとやっていたら、結果は「高」。案の定という感じです。
 3つの結果から、怖がり度「高」、活発度「低」、甘えん坊度「高」との結論。まあ、やる前から察しはついてましたが。
 『ねこのきもち』によると、このタイプの猫は「内気な甘えん坊。距離をおくことも大切です」とのことで、「高齢の猫は、不安傾向が強まるとともに運動量が減少するものなので、このタイプに当てはまることが多いでしょう」との指摘。
 う~ん、年齢不詳のうちの西子、やはり高齢猫のようです。
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久々の腕枕

2006年07月21日 | 西子
 最近の東京は、梅雨も後半に差し掛かり、連日やや肌寒いくらいの日が続いています。
 今朝も、7月とは思えない気温。「そろそろ起きたほうがいいよー」とばかりに鳴き叫ぶ西子の「あおーん」と目覚ましに起こされる僕。
 「あー、わかってるけどぉ。眠いんだよぉ」などと文句を言いつつ、あんまりうるさいので、寝た姿勢のままで布団に引きずり込むと、ちょっと寒かったのか、そのまま腕枕でおとなしくなる西子。
 「お前、起こしにきたんじゃないのぉ~」などといいながら、久々の腕枕がちょっとうれしい僕。西子もゴロゴロ言いながら、すっかりくつろいでいます。最近は、抜け毛が落ち着いてきた西子の背中に頬を当てていると、僕もすっかりくつろぎモードに。
 「この瞬間が、猫の飼い主の至福のときだよなぁ」なんて思っていたら、つい、うとうと…って、完全に寝過ごし!
 「ヤバッ!」って感じで飛び起きると、腕枕を外されてびっくりする西子。
 「もうちょっと寝ていようよぉ~」とばかりに、「あおーん」を連発していましたが、相手にしている時間的余裕はまったくありません。大急ぎで支度をして会社へ。ちょっと遅刻しましたが、適当にゴマかしちゃました。
 いくら僕でも「猫の背中でくつろいでいて寝過ごしましたぁ」とはいえませんでした。
 明日から、ちゃんと起きよっと!
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比較写真

2006年07月16日 | 西子
 北海道のrinkoさんが、愛猫のももちゃんを新聞の上に乗せて大きさを証明!
 同じように猫を新聞の上に乗せた比較写真を募集していたので、さっそく、僕もやってみました。
 西子には、休日の昼下がりにお昼寝を中断して、強引に開いた新聞の上に乗ってもらいました。
 そのせいか、西子がとっても不機嫌な表情をしています。
 西子の小ささだけでなく、そんな不機嫌な表情も合わせてご覧いただければと思います。
 病院以外では体重を量ることはありませんが、せいぜい2.4~2.6キロの間。痩せているというよりも小柄といった容姿です。
 この小柄な容姿から「きっと、まだ若い猫なんだろうなぁ」なーんて思って、連れて帰ってしまいました。実年齢は不明ですが、かなりイッテいるようです。
 『猫の病院』のにゃんこ先生も、西子に向かって「若い振りしてたんだろうぉ」って言ってました。
 人間もですけど、小柄だと年齢をごまかしやすいのかもしれません。
 みなさんも、各種場面で必要に応じて気をつけるようにしてください!
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冷え冷えマット~さらなる悲劇~

2006年07月13日 | 西子
 日に日に暑くなる今日この頃。
 いよいよ、梅雨も終盤戦に差し掛かり、本格的な夏はすぐ目の前!
 というわけで、今年も出しました「冷え冷えマット」。
 西子に、暑い夏を少しでも快適に過ごしてもらおうと、昨年の夏に奮発して購入したにもかかわらず、まったく相手にされず、歩くときにさえ避けられていた一品です。
「西子も猫だから、年が変われば気も変わるかも?」なんていう意味不明な淡い期待と、「今年こそは…」という強い思いを胸に押入れから取り出しました。
 しかし、年が改まっても、気が変わることはありませんでした。昨年同様に、強引にのせてナデナデしていると、それなりに気持よさそうにしているのですが、ナデナデをやめると、スクッと起き上がり畳または膝の上でグデーッとする西子。歩くときに避けて通るのも昨年同様です。
 「今年もだめかぁ…」と悲嘆にくれている僕にさらなる追い討ちが…。同じ「冷え冷えマット」が、自宅近くのペットショップで大幅に値引きされて販売しているのを発見! 見た瞬間に、店内で倒れそうになる僕。
 「どうしてくれるんだよぉ~、西子ぉ~」などと問い詰めても答えるはずもなく、相変わらずブログを更新している僕の汗ばむ膝の上でちょっと暑そうにグデーッと寝続けています。
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なんで食べないのぉ~

2006年07月11日 | 西子
 以前から書いてますが、うちの西子は犬歯が1本。しかも、腎臓が悪いため、ごはんは猫用の腎臓食以外は食べられません。
 こんな西子の最近のお気に入りのごはんのヒルズというメーカーのk/d。棒状に伸ばしたものを小さくカットしたような形状で大きさは5ミリ程度。もうひとつのあまり気に入っていないけど、結構食べているのがウォルサムというメーカーの「腎臓サポート」。これは中華まんのような形状で大きさは8ミリ程度です。
 どちらもドライフードですが、噛み砕くことが出ないので「カリカリ」という音は出せず、お皿の上を転がる「カタカタ」という音を立てて食べています。
 以前、横浜に住んでいたときは、大きいペットショップがあって、猫用の腎臓食も充実していましたが、通常のペットショップではk/dと腎臓サポートですら入手は困難。都内在住の方は、ご存知の方も多いと思いますが、「ペットのコジマ」などにいかないと売ってません。
 「まったく、西新宿の駐車場で丸くなっていたわりには面倒をかけるヤツ…」
 などと思いながら、足しげくペットのコジマまで買いに行っています。
 この日も、k/dと腎臓サポートを買いに散歩がてら「ペットのコジマ」まで。すると、以前、西子が好んで食べていた「腎臓サポート」のソフト(パック入り)を発見! 最近は「カタカタ」ばかりで、いつ飽きるか不安を抱えていただけに「入荷してくれたのかぁ」と大いに感動。100グラムで135円と高めですが、とりあえず3つ購入しました。
 このフードは、サイコロ状になっているため、食べるのが下手な西子のために、パックの上からギュッギュッと押しつぶしてペースト状に。
 「さぁ、西子、久しぶりの腎臓サポートソフトだよぉー」
 って、うきうきしながらお皿に盛る飼い主・たっちー。
 でも、そんな飼い主のうきうきを握りつぶすのがうちの西子。
 「まさか」とは思いましたが、案の定、まったく食べようとしません。
 「前は、喜んでべてたじゃないかぁ~」
 という僕の嘆きをよそに、カタカタ音を立てながらドライフードを食べる西子。
 にゃんこ心は複雑だぁ…。
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夏の寝場所

2006年07月04日 | 西子
 西子の冬が無事に終了し、夜の寝場所も腕枕から枕の横へ。
 腕枕がなくなったのは、飼い主としてはちょっと寂しいですし、枕の横に寝られると実はちょっとうっとうしい。
 写真のように、右・枕横に身体を投げ出すように寝ていますから、寝返りを打つと僕の顔が西子の背中にもろに直撃します。
 その上、西子ったら、たまに僕の顔を覗きこんできます。それも、キスでもするような距離に顔を近づけますから、西子の鼻息が頬や唇をくすぐります。僕には、男女を問わず、寝込みを襲われるような覚えはありませんが、うとうとしているときに、これをやられるとかなりびっくりします。
 先日も、これをやられてびっくりして起きたら、その僕の様子につられるようにびっくりする西子。
「あんたが驚くことないでしょ!」
 とも思いましたが、その様子がちょっとかわいかった(猫バカですいません)。
 できれば寝る場所を変えてほしいのですが、そういえば去年の夏も同じ位置で過ごしていたことを思い出す飼い主・たっちー。どうも、夏の夜はこの位置と決めている様子。
 今年も、うっとうしくもあり、かわいくもある西子との二度目の夏を迎えることになりそうです。
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「西子の冬」が終わりました。

2006年07月01日 | 西子
 たびたびコメントをいただいているりきやんさんから、西子と電気アンカの最近の関係についてレポートのリクエスト!
 ありがとうございます。書こうと思っていたところですよぉ~。

 今週の初め、突然、何の前触れもなく、無事に「西子の冬」が終わりました。
 僕が家に帰ると、いつも西子は一歩も動かずに「あおーん」を連発します。「お帰り」と言っているつもりか、「帰りが遅い!」とモンクを言っているのか。まさか「なんで帰るコールしないの!」って言っているわけではないと思いますが、とにかく「あおーん」を連発します。
 その日も、僕が玄関のドアを開けると、いつものように「あおーん」と鳴き叫んでいました。
 「まったく…。そんなに鳴くなら迎えに来いってんだよなぁ」
 などと、ぼやきながら灯りを点けて、猫ベッドを見るとカラッポ。「あれっ」と思う僕に「どこ見てんのよっ!」(注:青木さやかではありません)って感じで「あおーん」と一声。西子は、僕が横着して部屋の隅に積んでいる布団の上で、伸び気味に寝ていました。
 僕は、その様子を見て早速、有無を言わさず電気アンカを撤去。西子は、やや未練をみせるように、電気アンカがなくなった猫ベッドに前足を入れて鳴いていました。しかし、最近の東京は、30度は超えないものの、連日、蒸し暑い日が続いていましたから、西子も電気アンカとのタダらぬ関係に終止符を打つ決意をしたようです。その後、猫ベッドにも近づこうとせず、布団の上で伸び気味に寝るようになりました。
 今年の夏は、クーラーと電気アンカの併用を覚悟していただけに、安堵に包まれる飼い主たっちー。
 しかし、時を同じくして、夜に一緒に寝るときの場所が、僕の右わきの下での腕枕から、枕の右横に移動。7月を目前に何の前触れもなく突然「西子の冬」が終了しましたが、ちょっぴり寂しい夏を迎えることになりました。
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ある夜の西子

2006年06月23日 | 西子
 ある夜、いつものように「さぁ、寝よ」っと思い、電気を消して西子を布団に引きづり込みました。
 西子の夜の寝場所は僕の右わきの下。腕枕のように前足を乗せて寝ます。最近は、やや暑いのか、しばらくすると、枕の右横に移動。伸び気味に身体を横にして寝るのが定番です。この間、ごろごろが継続していますから、西子も喜んでくれていることと思います。
 しかし、この夜は違いました。電気を消して布団に引きづり込んだのですが、腕枕の体勢でおとなしくしようとしません。ごそごそと這い出て、布団の上に乗り、まずは足の間に。
 「暑いのかな?」と思って、放置していたら今度は、僕の身体の上をのそのそ歩きながら仰向けで寝ている僕の胸元に移動。「ちょっと、寝苦しいけど、まぁいいか」と思い、ナデナデしながら眠りにつこうとすると、猫ベッドの前に移動して「あおーん」を連発。
 「ちょっとぉー、落ちつけよぉ」とモンクをいいながら、再度、布団に引きづり込むと、今度は定位置の枕の右横に移動。「これで、落ち着いてくれるかな?」と期待したのですが、またもやごそごそ這い出て、なぜか身体の上で立ち尽くす西子。いくら2.5キロほどの軽量の西子でも、立っていると4本の足に体重がかかっていますから、うっとうしいことこの上ありません。
 「なんだよぉー、もう寝るのっ!」と言いながら、右わきの下へ移動させると、またまた、身体の上に乗る西子。しかも、今度は僕の鼻先にお尻を向けています。「やめてくれよぉー」と僕。こんな攻防を数十分繰り返した後、やっと枕の右横で落ち着きを取り戻してくれました。
 この夜の西子は一体なにを求めていたのか? 翌朝、尋ねてみましたが、答えるはずもなく、相変わらず電気アンカを抱くようにしてすやすや眠っています。なんでもいいけど、飼い主の身体の上をアスレチックパークのように歩き回るのは、これきりにしてほしいんですけど…。
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ナンダと思ってるの?

2006年06月18日 | 西子
 10時ごろまで、ゆっくり寝ていようと思っていた土曜日。
 西子の耳元での「あおーん」に起こされ、時計を見るとまだ6時。
 「西子ぉー、休みなんだからゆっくり寝かせてくれよぉー」
 などといいながら、布団に引きずり込み腕枕で落ち着かせようとしたのですが効果なし。それでは…と思い、猫ベッドの電気アンカを入れ、押し込んだのですが、やはり同様に効果なし。
 「西子ぉー、君は一体、何を求めているんだぁー?」
 眠い目をこすりながら再三尋ねてみましたが、もとより答えるはずもありません。きっと、西子には意味があるのでしょうが、僕からすれば意味不明に「あおーん」を連発し続けています。
 とにかく、眠かったので仰向けになったまま胸の辺りに乗せると「あおーん」がストップ。少々、寝苦しくはありましたが、耳元で「あおーん」を連発されるよりはマシ、と思いそのまま眠りにつこうとした矢先。いきなり「えぐっ、えぐっ…」と今にも吐きそうな様子をみせる西子。
 「ちょっと待った! お前、ご主人様の身体の上で吐く気かぁー」
 などと一応、忠告をしたのですが、時すでに遅し。
 肩口に、西子のごはんであるヒルズの「腎臓サポート」を吐かれる飼い主・たっちー。
 「もうぉー、かんべんしてくれよぉー」
 などとモンクをいいながら、吐き出された「腎臓サポート」をティッシュでふき取る僕。一方の西子、今度はローリングで吐いています。吐いたものを踏んだ足で身体に乗られてはたまったものではないので、ティッシュの箱を抱えてフローリングをフキフキ。そんな僕をよそに「あーすっきりした」とばかりに、猫ベッドで何事もなかったかのように眠り始める西子。
 怒ったところで改まるものではないでしょうから、怒りはしませんけど…。「一体、飼い主をナンダと思っているんだぁー」などといいながら、西子に汚された部屋着の上半身を脱ぎ、再度、眠りについたのでした。
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西子と似た人

2006年06月14日 | 西子
 犬歯が1本しかなく、高齢だが年齢不詳(推定8~9歳)、大きな声で「あおーん」とよく鳴く、細身で小柄、お気に入りの猫ベッドから動こうとしない…。
 こんなふうに西子の特徴を頭の中で列挙していて「誰かに似ているような…?」と思っていましたが、先日、フッと気づきました。父方の祖母、僕のおばあちゃんです。
 すでに、亡くなっていますが、加齢によるものでしたが歯がない、結構口やかましい、細身で小柄、晩年は起きているときは座椅子から動こうとしない…という人でした。年齢を重ねると人間も猫も行動パターンが似てくるのかもしれませんが、どことなく西子と祖母が重なるときがあります。
 祖母の名前は「千」。ちょっと前のアニメの主人公になった名前です。僕が生まれたときから、祖母は自宅にいました。母は、仕事をしていましたので、学校から帰ると出迎えてくれるのは祖母。決してひとりで出かけたりするようなことはしませんでしたので、子どものころの僕が誰もいない家に帰ることは滅多にありませんでした。
 「もったいない」が口癖のわりには、嫌いなものはあまっていても食べようとしなかったりと、ちょっぴりわがままなところもありました。また、結構、口やかましくいろいろ注意されたことを覚えています。もっとも、いわれても改まるものではありませんでしたが…。
 祖母は、2カ月ほど自宅で寝込んだ後、眠るように息を引き取りました。「病院には行きたくない」といっていたので、近所のお医者さんに往診に来ていただいていました。「病院には行きたくない」のではなく、「自宅で死にたい」ということだったのだろうと思います。
 祖母と西子が、妙な感じで重なるようになってからというもの、西子の必要以上に大きい「あおーん」が、どことなく祖母の小言のようなに感じる瞬間があります。
 「心配かけてますが、なんとか生きてます。大丈夫、元気です」
 今年のお盆休みには、改めてこんなふうに、墓前で祖母に報告しようと思っています。
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ふわふわじゃらし

2006年06月12日 | 西子
 シャカシャカトンネルにつられて年間購読を開始した『ねこのきもち』。
 今回の付録は「ふわふわじゃらし」です。プラスチックの棒の柄の先に、グレートと白のシマ模様のふわふわがついている、まぁねこじゃらしの進化したようなものです。
 以前、この手のおもちゃは、いろいろ試しました。でも、西子ったらぜんぜん無反応どころか「ちょっとぉ~、うっとおしいんだけどぉ」って顔された経験がありますから、期待はしていませんでした。
 そして、案の定、やはり以前と同じように「ちょっとぉ~、うっとおしいんだけどぉ」って顔されました。
 でも、それなりに西子も僕に気を使うようになったのか、一瞬、目で追うんです。目で追うんですけど、やっぱりダメ。写真のように頭の上に乗せて、挑発したりしてみましたが、結局は「ちょっとぉ~、うっとおしいんだけどぉ」って顔されました。
 シャカシャカトンネルに続く惨敗に、ちょっとめげ気味の飼い主・たっちー。
 でも『ねこのきもち』は付録だけではありません。結構、タメになることも載ってますから「付録を気に入ってくれなくてもいいだぁー!」と、ちょっと強がりながら、読み進むと「15歳以上のご長寿猫は若い頃からこんな生活をしていました」という記事を発見。「年齢不詳の西子には今更遅いかも?」と思いながらも、興味深く読んでいました。記事のところどころに監修を担当している獣医さんの写真が載っています。その写真を見て「どこかで見たような…」と思い、改めて最初から読み直すと、西子のカカリツケ医の「猫の病院」のにゃんこ先生!
 にゃんこ先生、もしかしたら有名なのかも?
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