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見逃したっ!

2006-12-08 20:31:16 | メディア
「その時歴史が動いた 真珠湾への道 前編」


気づいた時には半分終わってた(泣)。

山本五十六を中心に取り上げた内容だった。完全保存版に値する
内容だけに、猛烈にショック…。


「巨艦を造っても不沈はありえない。今後の戦闘で戦艦は無用の
 長物となる。飛行機の攻撃力が非常なる威力を発揮する」


大艦巨砲主義で国中が「大和」の完成を喜んでいる時、「無用の
代物だ」と言い、「アメリカとの戦争には断固として反対主義」
だった山本五十六。


にも関わらず、司令長官としての立場にたって開戦を迎える事に
なった時の彼のジレンマは相当深いものだっただろう。


「国が愚かな決定をした。しかし、その愚かな決め事の中で、精一杯の
事をやろうではないか…」と言った山本五十六。

それに対して

「会社が愚かな決定をした。決めたのは上の奴やろ。俺は知らんでよ。
勝手にやってろ」と常日頃に思う私にとって、この山本五十六のとった
行動、考えには非常に熱いものを感じてならない…。



そして、日本が軍国主義に染まる中、山本が母校の生徒達に語った言葉。


「私は諸君に対し銃をとって第一線に立てとは決して申しません。
あなた方に希望するところは、学問を飽くまで静かな平らな心を持って
勉強し、将来発展の基礎をつくって頂きたいと熱望する次第であります。
どこまでも気を広く持ち、高遠なるところに目標をおいて、日本の
ために進んで下さい」


国や世間にながされず、自分の意志をはっきりと持ち、そして冷静に
その時代を見つめる事ができた、山本五十六。


今後も彼について、学んでいきたいと思う。



by Ran