Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

時間ぴったりに始まらない番組

2007-05-17 08:21:33 | つぶやき
 このごろというか、しばらく前からそうなのだが、テレビのニュース番組があてにならない。何があてにならないかと言うと、いわゆる7時とか8時といった時間を知らせるポイントが不明瞭なのだ。この4月からなのだろうか、NHKのニュースを点けていて朝7時の時報がないのだ。独特のオープニングを知らせる時報というものがないと、朝の忙しい時間にいろいろしながら支度をしていて、なんとかならないのか、なんて思ったりする。最近は、地方局のニュースを6時52分ころから57分ころまで放送しておいて、メイン番組に戻る。6時57分ころからおもなニュースの一覧を紹介して、7時となるのだが、音による時報はない。最近はそんな報道番組が多い。たとえばTBSのニュース23は、新聞のテレビ欄には、10時54分と表示されている。また、報道ステーションも同じように9時54分からだ。なぜどこも54なのか、その理由もあるのかもしれないが、こんな中途半端な始まりだから、時報にならない。

 5/14の地方新聞のテレビ欄から、そんな中途半端な番組を追ってみる。信越放送の番組を見ると、午後4時54分に始まるキャッチ、テレビ信州では、午後3時50分にゆうがたゲット、午後5時50分にリアルタイム、午前10時54分にZEROと、やはりニュース番組がのきなみぴったり○時という時間をまたいで時間単位の番組を組んでいる。長野朝日放送も同様で、午前11時25分にスクランブル、午後4時54分にJチャン、午後6時17分にabnステーションとぐちゃぐちゃである。5分単位ならともかく、4とな7とかなぜこうも中途半端なのか。それも○時から数分前に始まって1時間単位の番組が始まるから、1日中時間が少しずれたような暮らしになる。しいていえば、まだNHKは00分とか5分といったまだ中途半端さは少ない。

 平成3年のサンケイスポーツのテレビ欄があるので、それで時間を追って見るとどうだろう、ニュースステーションもニュース23も00分スタートである。1時間単位の番組で00分スタートでない番組は見受けられない。記事を作る人もこの方がありがたいだろう。なにしろ最近のテレビ欄は、時間軸の横線が少ない。そりゃーそうだろう、時間をまたぎまくっているから、線が引けないのだ。毎日24時間テレビをやってるみたいに番組欄が横にすっきり並ばないのだ。

 その日の番組を頭に記憶するのも簡単ではないし、何より冒頭でも書いたように、時報がないから「ながら視聴」する者にはまったく役に立たないニュース番組だ。見事に5で割り切れる時間で時を刻んでいるNHK教育が、まさに昔の番組欄である。今のテレビ欄には、そうした中途半端な時間に始まる番組は、何時なのか間違いにくいためか、わざわざ5.50とか、6.17などと時間の数字も部分的に示している。そこにゆくと、平成3年のテレビ欄には、そうした時間を表示しているものが少ない。世のなかは、いまだに●●時という区切られた時間にさまざまな目安が持たれているのに、なんでテレビはこんなめちゃくちゃなのか。とくだらないことを言う人がいないのだろうか。
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