Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

通勤の疲れ

2007-05-20 08:36:41 | つぶやき
 転勤してまもなく2ヶ月になる。自宅から会社まで30キロを車で通勤するのだが、これがなかなか厄介なのだ。通勤時間帯の7時ころに自宅から北進することも今まで何度もあったことから、駒ヶ根市を中心に混雑することは解っていた。しかし、毎日ともなると「なんとかならないのか」と思うことは毎日である。よくも毎日、こんな通勤をしているものだと、ほかの車通勤の人たちに問いたいくらいである。

 わが家は伊那谷でも山付けの方にあたるから、中央を走っている国道153号線よりも、上段を走っている広域農道が身近な道である。だから通常は、この道を北進して駒ヶ根市や伊那市、さらには辰野町へと道をたどるのが一般的である。通勤時間帯でなければ、この道以外の道を通って見ようなどと思うことは、まずない。ところがこの道、通勤時間帯になると渋滞は激しい。とくに朝方ともなれば、駒ヶ根市以南からすでに交差点ごとに渋滞は始まる。その原因は、明らかに通行量の多い本道に対して、交差する道を優先しすぎている信号設定である。飯島町七久保でも、いくつかある信号機を通過する際、青になって10台も通過すると赤になってしまうというケースが多い。もちろん小学生の横断する交差点もあるから仕方はないが、そうではない交差点でも、交差する反応式の信号が盛んに青になるため、本道はなかなかスムーズに進まないのだ。ようは、反応すると間もなくこちらは赤になる。1、2台本線に流入してくると、交差する側の道路に滞留する車はもういない。本道ばかり混雑して、交差する側の道は空き空きなのだ。そして、青になったかと思うと、次の車がやってきて反応してまた赤になる。そんなことの繰り返しだから、市街でもない本当の田舎なのに、なぜか渋滞するのだ。そんな様子は、飯島町区間では当たり前のように起こる。そしていよいよ駒ヶ根市である。時には駒ヶ根インター下交差点から、駒ヶ根市南端まで渋滞することもある。すべて飯島町の例と同じで、交差する側の道路の青が長いのだ。とくにいけないのは駒ヶ根インターから降りてきた道が、広域農道と交差する場所だ。確かに広域農道側は、管理上は市道になるし、そこに交差する側は県道であるから、そちらが優先されても仕方はないかもしれないが、交通量は明らかに広域農道側が多い。にもかかわらず、交通量に適応していない信号機なのだ。通勤時間帯ばかりではなく、通常でも渋滞する交差点である。飯島町も駒ヶ根市も、いずれも駒ヶ根警察署管内である。

 とまあ、こんな具合に走り始めてすぐ渋滞になるから、車に乗っている時間は1時間にも及ぶ。そこで考えた短縮作戦。駒ヶ根市へ入ると広域農道かをおさらばして、国道153号まで降りる。一旦は降りるものの、伊那市沢渡の渋滞を避けるために、一般道をさまざまに多用して伊那市内へ到達する。本来なら一旦広域農道に出れば、2、3度右左折すれば駐車場まで到達するルートを、20回以上右左折を繰り返して到達する最短ルートを今は走っている。とはいっても1時間の所要時間が10分程度短縮するだけである。気の短い性格上、ひとつの信号機を2度も3度も待つのは許せないのである。こんな朝方の格闘は、会社に着いた途端に疲れを覚えるわけだ。わたしが通過してくる地域の総人口は、せいぜい5万人程度。道が1本しかないわけではないのだから、それぞれに分散しているとは思うのだが、渋滞しすぎという感は否めない。
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