

マダガスカル共和国」の首都は、アンタナナリボ。人口約210万。
周囲を含めれば、約400万と言うから大きな都市だ。
赤い車は「シトロエン・ドゥシュボー」(Citoren Deux-chevaux)。
フランスで1948年に発売され1990年まで生産が続いた
フランスの国民車。デザインはフェラミニオ・ベルトーニ。
「ドゥシュボー」は馬2匹、と言う意味だから、単純に言えば
「2馬力」だが、実際は375cc~602ccの排気量がある。
日本で言えば、「軽自動車」の先駆け、と言った所だろうか。
かつての、フランスの名画にも数多く登場している。1990年
に生産が中止された、と言う事は、写真の赤い車は、少なくとも
30年以上前の車だと言える。塗装が赤で、白い幌は、布製で
オープンカーの様に巻き上げる事も出来る。
像はマダガスカル独立の父、フィリベール・ツィラナナ(1912-1978)
(Philibert Tsiranana)、共和国初代大統領。
手前にいるのは、水売だろうか?
(写真の調子が悪いのですが、拡大すると正常に見られると思います)
長年の友人が、マダガスカル島にバオバブの木にを
見に行き、旅の写真を送って来たので、ご紹介致します。
マダガスカル島はアフリカ大陸の東にある島国です。
島の大きさは日本の1.6倍。世界では、四番目に
大きな島です。人口は約2500万人。1897年に
フランスの植民地となり、1960年に独立。比較的
新しい国。フランスの影響が色濃く残り、公用語も
マダガスカル語とフランス語。民族的にはアフリカに
近いのでアフリカ系と思われがちですが、ボルネオの辺り
からやって来たと言われています。従って、言葉はオーストロ
ネシア語族に属し、マレー語に近いと言われる。他の大陸との
交流が少なく生物が独特の進化を遂げ、野生生物種の90%
以上が固有種と言われるが、近年、開発と共に、その多様性が
失われ危機に瀕しています。
首都のアンタナナリボへは日本からの直行便は無い為、パリ
経由となる。成田を 22:55発のAF機はパリ着 翌朝の
4:35、10:40発の分に乗換て、アンタナナリボ着
夜の、22:15 となる長い旅です。
翌日、朝起きて、部屋の戸外の風景。
早速、街に繰り出す。
WC と書いてあるから、公衆トイレなのでしょう。