東北重量挙の旅~四日目~

2019年08月30日 | トレーニング日記

さて、旅も後半。

四日目のこの日は八戸から郡山へ向かいます。

ここまで鈍行列車のフリーパスチケットで回ってきましたが、

流石にしんどくなってきて新幹線に手を出しちゃいました。(^_^;)

 

朝食はちょっと贅沢をしてウニの箱飯です。

おやつは八戸のスーパーで買ったご当地菓子。

どちらも美味しくいただきました。

そして郡山到着。

 

この日は郡山でリフティング…のつもりでしたが

「のんびり温泉」に問い合わせたところ「合宿で使ってるから練習できないよ」とのお返事。

ナショナルチームの合宿は先日終わったばかりだし、

お盆真っ盛りだから学生の合宿もないだろうと高をくくっていたのですが、残念。

『さて、どうしたものか…』

と思案すること0.1秒

岩城にもウエイトリフティング場があったことを思い出しました。

グーグルマップ先生で調べると、車なら80分ほどで到着することが判明。

タイムズのシェアカーを借りて一路岩城へ。

 

体育館は現在改修中とのことで、隣の市民プールの管理棟の中にある仮設の練習場での練習となりました。

中はこんな感じです。

ウエイトリフティングのできるスペースはプラット一面分でした。

他はこんな感じです。

この日の練習もにぎやかでした。

トレーニング場には引き締まった身体のお父さんたちが数名、思い思いのトレーニングに励みます。

「お?重量挙かい!? 珍しいなぁ~!!」

などと話しかけてくれます。

なんでもパワーリフティングを競技として長く続けていらっしゃるのだとか。

70代のお父さん方ですが、

ある方は懸垂をガシガシ、そりゃぁもうガッシガシと15レップぐらいでセットを組んでいます。

私なんか2~3回できるかどうか…

私「すごいですねぇ~(◎_◎;)」

お父さんA「えぇ!? これっくらいあんたも出来んじゃねぇの?」

私「無理ですよぉ~(;´∀`) ほんと凄いです。」

お父さんA「そんな褒めてもなんもでねぇぞ~(笑)」

 

またある方は、パラレルスクワット120kg7レップでいつまでもセットを重ねています。

お父さんB「俺、もう膝が変形しててさぁ、下までしゃがみ切らねぇのよぅ(^_^;)

  だもんで、試合は大分前に引退してんだぁ(^_-)-☆」

私「僕より全然脚強いですよ~(;´∀`)」

お父さんB「またまたぁ~、若いんだからもっと立つだろう!?(笑)」

 

またある方は、ひたっすら上腕二頭筋を追い込み続けています。

お父さんC「俺、今日は補強の日なんだ( ̄ー ̄)ニヤリ」

私「二頭筋パッツンパツンですね(笑)ラクダのこぶ見たくなってますよ!?」

お父さんC「( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

そんな感じで、皆さん人懐っこく話しかけてくれるんです。

そして互いにプレートの付け替えを手伝ったり、補助に入ったり

クロスフィットやウエイトリフティングの練習ではよく見る光景ですが、

東京のトレーニング場ではなかなか見ない光景です。

流石に3日連続の練習はこたえましたが、

地元のお父さんたちの人情に包まれて、楽しく、気持ちよく練習を積むことができたのでした。

20190814いわきウエイトリフティング場にて

練習を終えると皆さん

「もう終わりかい?この後予定あんの?飯でもどうだい?」

お互い名前も知らないのに、一緒に汗かいたらすっかり打ち解けて

こういうふれあいって嬉しいですよねぇ(*´Д`)

でも、すぐに郡山へ戻って喜多方行きの列車に乗らなくてはならなかったので

お誘いは丁重にご辞退申し上げました。

「俺たちいつもここに居っからよぅ!またこいよ!」

と、これまたあったかい見送りをいただきました。

さて、ここから先はラーメンでリカバリーに専念です。 

一路、喜多方を目指したのでした。

<続く>


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