Impress Watch中国語版が開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/22/13372.html
…インプレスグループは中国China Byteグループに出資している…
しかし、今回の件はImpress Watch(海外メディア)→Yesky.com(中国国内メディア)へのニュース提供だ。
これは中国政府によるメディア規制には引っかからないのだろうか?
…規制対象となる「通信社」の定義が分らなくなってきたぞ…。
これはインプレスに直接メールで問い合わせてみよう。
【追記1】06/09/25
インプレスに本名で問い合わせたところ、
すぐに返信があった。
「新法規については把握しているが、今回の業務提携はこれに抵触するものではないと判断している」とのこと。
詳しい配信の枠組みは業務上の守秘義務があり、公にはできないそうだが、China Byteでは米国メディアの記事も翻訳配信しているらしい。
つまり規制を受けないための法的配慮を済ませ、問題なく外電を掲載しているというわけだ。
考えてみると、新華社とその「指定代理機関」(これは配信契約する国内メディアそのものではないのか?)が潮のごとく流れるニュースをいちいち検閲するのは無理がある気もする。
新華社の翻訳版を読み直してみると、
http://www.xinhua.jp/newsdetails.aspx?newsid=P100002357
交通法のスピード違反と同じで「いつでも切符を切れる状態にしておく」という意味合いなのではないかと思う。
同時に、産経の「新華社の外国通信社規制、手数料狙いか」という記事にもいくらか信憑性が出てくる。
http://www.sankei.co.jp/news/060914/kok001.htm
あれ、ダウ・ジョーンズは中国に記事配信してないっけ?と突っ込みたくなるような、いかにも産経らしい報道内容ではあるが、まったくありえない話ではない気がしてきた。