東方不敗の幻想
インターネットのジャーナリズムについての覚書

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私が尊敬する二人の元首が去った。
両国では保守化の風が吹き荒れている。
韓国も台湾も、これから対米追従。対中追従の道を突き進むだろう。

盧武鉉のことを反日だなんて言う向きもあるけど、私はそうは思わない。
むしろ、中、米という二大国にはさまれて、日本という中立の第三勢力に期待をかけていたと思う。ただ、歴史認識では決して譲らなかった。韓国国内に対してであろうと、国外に対してであろうと。国家人権委員会はその功績だ。彼はたとえ金大中にも、むろん金正日にも、そのほかどんな勢力にも与してはいない。ただ己の正義に従った。それが独善というならそういう批判はありえるが、誰かの手先なんてのはお門違いだ。

陳水扁を右派と見る向きもあった。それはそうかもしれない。ナショナリストという意味においては。それは盧武鉉も同じ。二人とも強烈なナショナリストだ。それが右派だというなら、右派でおおいに結構。
二人は日本に期待し、失敗した。
それが私の認識だ。

李新大統領については、わからない。だが、ハンナラは必ず中国になびく。盧武鉉のような形でのナショナリストでなければ、きっと中国の下に付く。
台湾では国民党、民進党、誰が新総統になろうと、中国からの独立という方針は維持できないだろう。
どちらの革新政権にも、日本は(たやすくデマゴーグに踊らされる大衆ではなく、政治家や官僚が)手を差し伸べなかった。千載一遇の機会を失った。

日本がもう一度東アジアの一員として、さまざまな国際的権力の横暴をとめる立場になれたはずなのに。利益という意味では、アジアのリーダーになれたはずなのに。日本もまた中国に従い、米国に従い続ける道を選んでしまった。

中国が、米国やロシアのような覇権国家になっていくのは仕方ない。それを日本の無関心と、過去の罪に対する忌避の感情のせい、というには大きすぎる出来事だ。

だが、これからその暴走を止めるためには…ああくそ。
世界中で戦争は続く。私の信じる正義は長く続かない。
こうして嘆いてみせて、なにもしないことをごまかす。そういう自己批判すら逃げだ。どうしようもない。



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米軍は容認か。
大国は卑劣だ。

クルドに同情する者は少ないだろう。
米軍の手先になったのだから。
ほかに手をさしのべてくれる者がいなかったから、仕方なかった。
でもクルドに同情する者は少ないだろう。
クルドを見捨てた米軍はひどいな。

【追記】2008/02/22
「日本語で読む中東メディア」
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
東京外国語大学の運営しているサイトだ。
大変助かる。

【追記】2008/02/23
PKKが標的だから、か。
それでいいのか。ハマスが叩かれてファタハは喜ぶ、というのと同じじゃないか。
クルド自治政府が正面切ってトルコと対決すれば、米軍はまだ動かざるを得ないんじゃないのか。
なんて、まるでボードゲームのように戦争を考えるのはイヤな野次馬だ。
クソ。



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