東方不敗の幻想
インターネットのジャーナリズムについての覚書

touhou_huhai@gemini.livedoor.com
 



だろうな…。

上級審に行けば行くほど、権力に弱くなるのだ。
地裁であの憎たらしい小坂裁判長に…いや、裁判官なんてみんな…というのは間違った考えだけど。くそー。

正義なんか言いたくないけど、正義がない。

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火山の国に暮らすというのは、一生この災害におびえて続けるということでもある。
岩手は難が続く。

被害は時が経つにつれ明らかになるが、人の関心は逆に薄れていく。

もうイヤだと思っても、付き合っていくしかないんだ。

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「インターネットなんて」「ブログなんて」といいながら、それに依存し、注目を浴びていなければ、ちっぽけな自尊心を維持できない。

ネットにうごめく有像無像を上回る教養と良識を見せ付け、自分は「インテリ」の「論客」だと思い込まなくては、満たされない。

社会を変える行動もせず、より高度な知性を持ったグループには加われず、格下か同等と思える相手にしか組せず、謙虚さも誠実さも失い(ぶざまに装いはすれ)、ただ危うい自己憐憫と自家中毒にひたり続ける。

自らの醜さを認識しそうになると、まとわりつく他者への攻撃にすりかえて、自己嫌悪を和らげる。

それでもいいよ。お互い様さ。卑小さが、マヌケさが、ひとりよがりが、こっけいな尊大ぶりが、私と同類だと安心させてくれる。
社会のダニも一匹じゃなければ、寂しくないもの。
無意識に傷を舐めあう、内輪根性を自覚していないところも、またかわゆい。
自覚したって、そこから脱しようとしなければ同じ穴のむじなさ。

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手ごろな敵を見つけてつつきたがる。私が一番そうだ。
それで何が解決する訳でもないのに…。本気で問題を解決したいと望むなら、問題の原因となっている相手に取り組まなくてはいけない。
その影響下にある人々をひとりひとりつついてまわって、何の意味もない。

それでも手ごろな敵をつつきたがるのは、本気で戦うのは面倒くさいし恐いけど、何かやってるフリはして悲劇の主人公を演じたい卑小な心根だ。

そういう卑小さが、匿名掲示板でのバッシングを生むのだ。だるい。

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やれやれ。ハンナラ党は伝家の宝刀を抜き出した。内政で国民から突き上げを食らうと、外部に敵を求めて愛国心をあおり、批判をそらす。台湾の国民党と同じ手だ。台湾では不発に終わってほっとしたけど、韓国では成功する可能性はあるなー。

「日本の左派は中韓シンパ」というのは、まぁ合っているというか、間違っているというか…あんまり言うと、アレなんだけど…戦後ごく最近まで(といってももう昔か)社共そのほか政治団体とも、猛烈な反韓国、親朝鮮で、たとえば朝鮮の軍船が、韓国の船を撃沈して何人殺しても、しれーっと韓国が悪いみたいなことを言ってた。そういう姿勢が拉致問題で被害者を右翼に押しやった要因でもある。
そういう「左派」に対する幻想って、こそばゆいよね。

かくいう私も、正義の国「朝鮮」、悪の国「韓国」で育ってきた。それも故なきではなく、金大中、盧武鉉の民主化が来るまで、歴代の政権は軍事独裁であろうとなかろうと、かなりひどかった。反日を振り回して内政の不調を誤魔化すやり口は、もっと過激であくどかった。だから盧武鉉政権になって日韓関係悪化とか言われると、笑っちゃう。

でも国民扇動の影で、国民党―自民党と同じようにハンナラ党―自民党のパイプもあったから、両国とも左派が政権とって難しくなった面もあった…盧政権が日本としっかりしたパイプを作れなかったのが、残念ではある。

日本の左派全体が最終的に「韓国シンパ」(と言いたければ)になったのは金大中以降だといっていい。全体…でもないか。今でも韓国は間違った国、と考えてる日本の左派はいて、そういう人は「朝鮮が韓国を統合してひとつに」を、やはり「当然の前提」と考えている。そうなるともう主義のための主義。ロッキングチェアー国際評論家と(真逆の思考形態を持ちながら)変わらない想像力の欠如になる。そういう人間が大きな力を持つのが、世の中の恐ろしいところだけど。

そこまで過激でないにせよ、ハンナラ党の韓国に戻って、政権維持のために伝統の反日キャンペーンを拡大したら、やっぱり支持するに値しない、という左派はまだぞろぞろいる。在日韓国人の友人が民主化運動のために向こうに渡って殺されちゃった、とかいう記憶があると、中々ね。

私はもういい加減そういう話はよしたい。

でも望みどおりの日本の反応を引き出して、愛国心で支持率回復!狙いは成功するんだろうね。ああ。もちろん、恩恵を受けるのは李明博ではないかもしれないけど…。だとするとぞっとするね。

【追記】2008/07/18
竹島は日本の領土かというと、岩だからな…歴史的にみれば、日本の海(領海ではなく)に入ったことを示す標だったし、江戸時代は日本も朝鮮も、さほど関心がなかった。

でも日本のものだと思っているよ。別に世間がありがたがる米国様にお墨付をもらったからじゃない。松江から海沿いを旅行したとき、電車で乗り合わせた客と、歩いて見た景色と、宿と食堂で聞いた話と、色々なこと。カニ食べたいね。

でも、戦争したりしてはいかんと、電車で乗り合わせた客は言っていた。私もそうだと思ったよ。戦争はだめだ。だから耐えて、外交という武器を使うんだ。ハンナラ党の右派もそれは心得てるから、大事になるまいとみて挑発するんだけどね…。

それともう一つ。韓国での反中国感情というのは、右左両派とも根強い。なによりも北朝鮮の問題をめぐって、怒りも怨みもあるし、北半分がもはや中国の一部と化して永遠に戻らず、自分たちも危ういのではないかという意識はしっかりある。
彼等は決して他国の支配を喜ばない。米国の支配を受け入れた日本のようには。

それでも右左に、官に野に売国奴はいるし、中国の後ろ盾で権力を狙うだろう。だからこそ、もし半島全土が中国の支配下に置かれるとしたら、血みどろの粛清は避けられない。そういう激しい抵抗を押し潰して、なお朝鮮を傀儡にするというのなら、日本政府は中国関係を考慮して、彼等を見捨てるということだし、つまりそれって日本も中国の傀儡ってことじゃないのか?そんな状況では、竹島は中国にとって都合のいい方に帰属するだけで、話し合いなんて、ウシくんカエルくんのかけあいと同じ無意味な儀式にしか過ぎない。

どれだけ否定しても日本はアジアで、傍観者でも介入者でもなく当事者なんだ。


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国際政治は奇々怪々とかいってる人でも案外、自分の中の「いいもん」と「わるいもん」が単純に分かれてるんだなぁ。まぁ私も原則として絶対権力は絶対的に腐敗する、という前提を持ってるので、単純といえば単純かも。

「難しいところがある」「とも言い切れない」って実は無知を韜晦にみせようとしてるだけなんだよね。専門の学者はなかなか自分の知り抜いてる分野にそうは言わない。田中宇はそういう意味でいえばすっきりしてる。

それから国家とか民族ごとに集合的な人格を設定するやり方。私もよくやるけど…そうすると精神分裂みたいな行動をとるから、説明のためにネオコンとかを設定しはじめる。**勢力が暗闘していて、みたいな。それも多少は興味がないと掘り下げない。

結局のところ、真実を理解していない、の一言に尽きるな。
雷をみてそこに神がいると思い、砂嵐に魔精の存在を感じ、といったところ。妄想、妄想、妄想。

あーバカバカしいお遊び。でもそのお遊びで子供のように泣き出しもするし、もっとめちゃくちゃなことも起こる。ネットって自分を子供に戻すというか、年を食っても成熟していない人間(私だ)の馬脚を露させる効果があるような。そのうえで、やっぱり自分のイメージと取り繕いたがり、必死にかっこをつける。
そんなことが、本人の中でとっても重要になってる。

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私はまた他人を言葉で殴りつけてる。
また殴るために殴って、殴る感触を楽しんだ。
自分が憎んだものと同じになっていた。ネット上に君臨する「正義の味方」に。

【追記】2008/07/16
そうでもないか…。
世界はゲーム盤ではないし、そこで死ぬ人間はポーンではない。
だから、インターネットごしに定石や新手を評して楽しんで、自分はのんびり、安全と思っていても、ある日突然、暴力がその薄膜を突き破って飛び込んでくる。
そのぞっとするような感触に震え上がったはずの私も、つい忘れてしまう。

架空の痛みに感情移入するのはたやすくても、現実に殴られて脅されれば、高尚な感情の入り込む余地なんてない。怯えてめそめそ泣くしかない。

と、思いきや戦う人間もいる。私ではない。だけど恐怖を知り、なおそれに飲まれず、ゲーム盤に戻って指しつづけ、あるいは自らナイトとして飛び回るのが、本当の英雄だ。一人前の男、あるいは女だ。

覚悟のないもの同士の言葉遊びは…なんなんだろうね。殺される心配がないことに、とりあえず私はほっとするけれど。

でも、おくびょうものとして、不条理な暴力に逃げまどった経験があれば、そのことを常に腹のしこりとして覚えているものだ。それすら麻痺させるのがネットの放言かな。魅力的でもあるけれど。

無痛症の恐ろしさは、気づいたときには手遅れなほど深傷を負うことさ。

もう一つ。平気で他人の背を押し、ドミノ倒しで誰かを破滅に追いやることだ。苦痛を知り、憎んでいるはずの人間がそれをするのを見ていると、おかしくなりそうだ。


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…いやなムードだ。ふだん毎日新聞が他人を叩いてるからといって、同じ目にあうのが当然だとは私は考えない。バッシングは新聞がやろうが、ネットの匿名がやろうが、同じように悪だと思うから。

毎日だって、それなりの「正義」でもって他人を叩く。ネット利用者たちもそれなりの「正義」でもって毎日を叩く。どちらもぞっとする。

大新聞様がネットの英語版だからと、エロい妄想記事を垂れ流したって私は気にしないし、中々面白いとさえ思うが(堕落しきってるもんで、失礼)…メディアとしての「品格」だとか「信憑性」だとかほざく連中に、読者のメディアリタラシはどうなったんだ、とかいっても通じない。お次は「国の名誉を貶めた」とかいいだす。ネチズンかよ…。

けっ。なんだかんだいって、「新聞は特別で、社会的責任はほかの媒体より重い」と思ってるわけだ。だったら、新聞以外の媒体の地位が向上したときどうなることやら…。

…いまはまだ、エロとかフェチズムとかデタラメさに多少は親近感を持つ奴が匿名掲示板の利用者にも多いからいいけど、ひとたび空気が変わればとんでもないネット検閲官になりそうな雰囲気だ。

ボーガスニュースが淋しげに笑ってたけど、本当にどうなることやら…。

表現の自由か、倫理違反か、メディアの在り方を考える
http://mediasabor.jp/2008/04/post_371.html

上記ブログは報道側の倫理の欠如を問題にしているが、こんな風に倫理、倫理とモブがメディアに強要する、にわかPTAと化す世界だってありえる。しかも責めている側は実際の倫理そのものは実はどうでもよく、攻撃し相手を苦しめること、それが目的になっているんだ。
私はイスラム原理主義の支配する社会のような、(川底にどす黒い澱のたまった)白河の水の清きには住みかねるタイプだが、田沼のまま気まぐれにイケニエを見つけて「清浄化」をしかけるような、場当たり倫理観の支配する国に住むのも御免こうむりたい。
政府でなく、民間が、風紀委員と化す恐ろしさもあるのだ。

続々々々・インターネットに「自殺幇助」を転嫁するマスコミ - 「権力」と「既存メディア」の融合
http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-244.html

ああ、あなたの書いたことは、すでに萌芽が見えはじめているよ…。

【追記】2008/07/21
そうは言っても、WaiWaiの内容は一部かなり攻撃的で、偏見を助長するようなものではあるな。防衛省を不当に中傷していたりもするし、問題のはある…のだが…うーん。



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UAA緊急声明:ウルムチでの襲撃事件とカシュガル公開裁判宣告大会
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2008/07/post_f087.html

情報が来た。
UAAは在米ウイグル人協会、らしい。

なんともいいようがない。以前から非武装の人間の射殺にちゅうちょがない中国当局であるが…。【追記】2008/07/13 例えばAljazeeraの英語版が外電として出した記事には、さっそく中国人を名乗る者がコメントを付けた。コメントではCNNの報道を引いて、美容院でウイグル人ギャングが女性を殺したという話はどうした、とかみついている。チベットの暴動と同じで、こういう要素を中国は大きく報道させるだろう。

上記ブログで紹介されているAFPの記事と併せて読むと
http://www.afpbb.com/article/beijing2008/beijing2008-news/2416267/3115324

また、「聖戦」の訓練が行われていたと見られる自治区内41か所の寺院などが閉鎖されたと報じている。


ひどい弾圧が行われているようだ。そのひどさに麻痺しているから、平気でこういう真実をもらしてしまえるんだな。

しかも外国のジャーナリストは現地に入れていない。
AFPも新華社を引用しているし、UAAも亡命者団体で、現地からの情報は心細い。これではデモなど行っても、メッセージを発信できない。チベットのように注目を集めるのが難しい。

事実関係の説明では、新華社が圧倒的に有利となる。ウソで塗り固めた報道がまかり通る。

厳しいな。そういえばチベットでの弾圧も亡命者団体からの発表が中心になると、メディアはあまりとりあげなくなってしまった。まったく、という訳ではないんだけど。総体としては「ブームはすぎた」「タイムリーなネタじゃなくなった」あつかいだ。

子供が見せる拷問の跡、 チベットからの電話情報様々
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51059593.html

現実には延々と続いてるわけだけれど…。

私も、ブログで書かなくなった。それはどちらにしろ意味がないのかもしれないが。

実のところ、私の目に付かないだけで、中国で現在、苛烈をきわめている少数民族弾圧は、チベットやウイグルにとどまらない、のだと思う。

それを考えるとイヤな気分になる。オリンピックは弾圧の推進剤か。

つくづく…という訳で半ばマスメディアであって、限定的とはいえ影響力を持つ悩めるfinalventの日記よ。いつものように、さらりと軽く論評して、注意を喚起してもいいのでは。タイムリーじゃないからといわず。「自分はそんなんじゃありません」という言い訳は理解もするし、原則として尊重するけど、しかし実際問題として影響力を持っていて、それを振るう動機もある。

私はどうしたらいいか分からないよ。社民党にねじこんで抗議声明を出させたいとか思うけど、もう自分のバカさかげんに愛想がつきたし…。
民主党の枝野幸男議員も、興味なさそうだしね…。

…いや、でもどうかな…。

くそ…またバカでヨケーなまねをするか…するしかないよな…。
意味のない、突発的な発作で…悪化させるだけの自己満足で。くそー。

【追記】2008/07/13
実は一昨日、知人にウイグルでの射殺事件の話をしたとき、「もうそういう話はしないでくれ」と言われてしまった。その理由というのが「お前の顔が、そういう話をしながら楽しそうなのが耐えられない」というものだ。
そうなのだ。私はうれしそうに、瞳に笑いの色すら浮かべて話していたのだ。そうらしい。そういうことだ。

そして…アフガニスタンでは…。

多国籍軍の空爆で民間人計64人死亡、アフガニスタン政府調査チーム報告
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2417123/3119372

こういう記事をコレクションしながらニヤニヤ笑っているヤツ…私。


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■ 日本のインターネットが終了する日
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080710.html#t

携帯電話の中枢部には、1台1台を識別するための固有番号(UID)を付けた小さなカードが入っている。今日では、携帯電話の利用者がWebサイトを閲覧すると、そのUIDが自動的にWebサイトの運営者に知られてしまう。サイト上でうかつに氏名や住所などを書き込むと、個人情報とUIDをひとまとめに記録されてしまう。

もしUIDと個人情報を記録した名簿が、非合法に個人情報を売り買いする「名簿屋」などに出回ったとする。それをワンクリック詐欺の業者が買ったとする。

ワンクリック詐欺の業者というのは、「このボタンを押すとエッチな画像が見られます」といったインチキサイトを作って、ついボタンを押した利用者に法外な料金を請求したりする。

これまでは、間違ってボタンを押してしまっても、「自分の氏名や住所は知られていないから、請求が来ても無視して構わない」とされてきた。ところがUIDだけは自動でワンクリック詐欺の業者も、待っているだけで手に入れられる。そしてUIDと、闇の名簿屋から買った名簿があれば、うかつな被害者を特定できるようになったのだ。

…中々恐ろしい話である。それから、いくつものサイトに広告を置いている広告会社がこのUIDをサイトの運営者から受け取れる契約を結べば、利用者がいつどんなサイトを見て、何を買っているか逐一記録できるようになるかもしれない。という問題もある。

さらにGPSの情報とUIDをひもづけたサービスも登場すると、その人がどこからWebサイトにアクセスしているかも分かる訳だ。
【追記】2008/07/11

勝手サイト側で利用者のGPS位置情報を取得する方法自体はずいぶん普及しているんだね。
http://dspt.blog59.fc2.com/blog-entry-31.html
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/gps/

ということは、GPS位置情報を送信させさえすれば、UIDをひもづけて、その子供が今どこにいるかを把握することができる。いや、行動範囲と、その時間さえ覚えてしまえば、あとは犯罪者は待ち伏せえすればいい。

なにせGPSは義務化?されてないけど、まぁそういう話だし、子供の安心安全のためには、GPSケータイを持たせるのは当然らしいからな。

一方、「どこよ!」とか、GPSを利用したエンターテインメント系のサイトはわんさと出ている。地図情報サービスを使わせれば使わせるほど、UIDによって個人の移動範囲は特定しやすくなり、犯罪者にとっても広告会社にとっても貴重な情報として蓄積されていく。蟻の一穴でどこからか漏れようものなら…。

そうなると…未成年のネット利用制限の口実にもなるんだぁ…(´_`)…。勝手サイトのGPS情報呼び出しは厳しく制限しないといけないのかも。





上記ブログの作者が書いているように、携帯電話のUIDを、パソコンにも導入しようという動きも出てくるだろう。

携帯電話は高機能化し、パソコンは小型化して、ほとんど見分けがつかない製品が多数登場しており、両社の線引きは、携帯電話会社の通信サービスを使うか使わないかでしかない…いや、それすらもあいまいだ。ダイアローグ・ジャパンという会社が、KDDIの通信モジュールを内蔵したノートパソコンを販売したのだし。パソコンに挿して使う通信カードもあるし。

もしパソコンにもUIDが導入されれば、すべてのインターネット利用者の行動が、より容易に、追跡可能になるということだ。

さて、はたしてパソコンだけで済むだろうか?ゲーム機は?ネット対応テレビは?カーナビは?もちろんトヨタのG-BOOK mX ProはKDDIの通信モジュールを搭載している。そして、そういえば、携帯電話と無線通信し、インターネット経由で地図や現在地周辺の情報を取得するカーナビは多い。するとUIDをもとに、誰が車に乗ってどこを走っているかも特定できてしまうのだろうか。

IPAが1月に報告書を出していたっけ…。
http://www.ipa.go.jp/security/fy19/reports/embedded/
うーん。そのものずばりの表現はないな。

現状では、携帯電話の「勝手サイト」にあたるようなサービスをカーナビは利用できない、からだろうか。

6年前にこんな記事が出てるな。まぁ随分、言い古された不安だということか。

未来型カーナビがあなたの行動を記録する!?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20021023/102479/

これはもちろん自動車会社などの信頼性についてちょっと…という話で、公式サイトなら信用できるのか、って話もあるけど。

さて、上記ブログの作者にうらみはないが、イヤミを言っておく。英語圏ではこうした背番号制の暴挙は通らないというのは、とんでもない。日本が「先進的な取り組み」を行えば、きっと「実績があります」という理屈で各国のネット規制/監視推進派に最高の援護射撃になるだろう。
それと、住基ネット番号をネット認証に使うという構想は、そんなに冗談で済まされるものではなかろう…。

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