東方不敗の幻想
インターネットのジャーナリズムについての覚書

touhou_huhai@gemini.livedoor.com
 




まわりを取り囲み、糾弾してくるネットイナゴ同志たちの前で「自己批判」する。これがもっとも妥当な手法だ。おしまい。

閑話休題。

…それにしても、これだけ電力不足について報道すれば、柏崎刈羽原発が廃炉になる恐れは絶対ないだろうな。

けっきょく、身内に冷房を使うのを抑えるのがいかに重要か説いてもまったく通じなかった。
「こんなに暑いんだから使わなくちゃやってられない。テレビでもああいってる」という反応だけ。しかし、たとえば高齢な祖母に冷房を使うのをやめろなんてとてもいえない。実際、暑さは寿命を縮めると思う。

自分だけ冷房を使わないという行為のバカバカしさに、なにもかもどうでもよくなってくる。遠くの危機より、近くの不便…だな。

こんなつまらないことが、断層のうえに建てた原子炉という、狂気のゲームにつながっていて、なにが真剣で重要で、なにが他愛なくて瑣末なのかもう分からん。

今、目の前に死も苦痛も見えなければ、それでいいじゃないか。
もう分からない。



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自分が嘘つきで、怠けもので、中身がなにもないと感じるとき、ブログを書いて慰めている。
自分がダメだと感じるときは、「他人には立派なやつがいる」と心の奥底で感じているからでもある。それは一種の希望だと思う。


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英語だから読むのは骨が折れそうだ。
http://www.iaea.org/NewsCenter/News/2007/kashiwazaki-kariwa_report.html

日本の新聞各紙のまとめによると、「被害はたいしたことない」という予想通りの結論を出しているようだが…。

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原潜技術で海上原発 2010年に完成予定 環境団体など反対も
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/asia/vladivo/CK2007032602003676.html

これだ!!…

(´Д`)…

……



orz

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原子力発電は、資源の少ない日本のエネルギー確保に必須という主張が有る。
それは現在の電力需要を背景にしており、決定的な説得力を持っていると私は思う。

すると反原発というのは、つきつめていえば、電化製品に囲まれた我々の安楽な暮らしを放棄せよという主張につながるのだろうか。こうして東京電力から買った電気で動くパソコンを叩きながら、じっと考える。

私の仕事はパソコンでするしかない。電気がなくなればお手上げだ。
そして実のところ、原発の代替となるような発電方式は、火力発電をおいてほかにない。しかし、それは…やはり地獄の道だ。

反原発の理屈の通る主張としては、やはり家庭から電化製品の大半を追放し、工場やオフィス、店舗も、今の繁栄、快適さを維持できなくなるまで縮小する、というものしか考えられない。そして日本は世界経済における地位を完全に失う。

こういう主張では、恐らく国民のほとんどは、納得しないだろう。どんなに原発反対の立場を持っている人でも、二の足を踏む。私だって…。

「だから非現実的だ」というのが原発推進、容認派の主張だ。

それでも私の理性の部分は、火山列島に原発を置く方が、明らかに狂っていると思う。文明の狂気、といったぼんやりした概念ではなく、切実な危機管理として間違っていると。だが私の感情の部分は、決して今の豊かさを諦めようとはしない。


【追記】2007/08/06

ここからは偽善やおためごかしを含んだ言い回しになるが、やはり「減原発」という考え方くらいしか「現実的」な解決につながる青写真を描けない。

原発を減らせる可能性としては、将来に技術的ブレイクスルーがあって、水蒸気でタービンを回すという十八世紀以来の仕組みから脱し、熱を直接電力に変えられるようになる、というものがあるが、現時点ではSFじみていすぎるし、実現に向けた研究が進んでいるとしても、とうていマジメに検討できない。

潮汐、地熱、風力、大気熱といった発電方式で原発と同じだけのエネルギーが得られると考えるほど、幸せな頭は持っていない。

となると省電力に向かうしかない。

東電の販売電力は、その6割を、事業所などを対象に50kW以上の高圧で電力を供給する「特定規模需要」が占めている。
http://www.tepco.co.jp/ir/keiri-kabu/kessan/pdf/2006pdf-j/0703ren-j.pdf

庶民の反発を抑えて省電力を進めるとしたら、まずは日本の豊かさの根幹を支える企業たちに、無理を呑んでもらうしかないだろう。

大きい需要家から、生産性を維持したまま、5%、7%とすさまじい量の消費電力を減らしてもらって、それをすべて原発の縮小に回す。政府が重税でもかけるか、減税措置をとるか…。しかし、インセンティブを与えたところで…やはりここでも技術革新を夢想しなければ成り立たない。

「現実的」にいうなら、工場やオフィスの海外移転。工害と同じようによその国に問題を押し付けるという訳だ。

ああ、役にも立たない。らちもない一人床屋政談か…。



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新潟県中越沖地震の影響について(午後3時現在)2007/08/01
http://www.tepco.co.jp/cc/press/07080101-j.html
柏崎刈羽原発のトラブル1263件、新たに浸水3tも発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070801i112.htm


原子炉6号機がある建屋と、コントロール室のある建屋のあいだをつなぐ電気ケーブルを通すためのトレンチ(通路)に、水たまりが見つかったという。東電は記者会見で地下水の浸透だといったようだ。電気ケーブルを通す場所に配水管はなかろうし、地下水が3トンくらい出るのは珍しくない。騒ぐほどのことではない気がする…が…。6号機は放射性物質を含む水を漏らした場所だけに神経質になる、と見込んでの発表だろう。

31日に1―4号機の放水口で油膜が見つかったというし、油と水が発電所内でどのように使われているのか、図面もなくてよく分からず、まさかそんなと思う場所で漏えいが見つかったと報告があるので、混乱が増す。
じつのところ、東電も、複雑な内部構造に手を焼いているだろうが、それをさらに少しボカして情報公開するために、私のような愚鈍な頭には理解できない。悔しい。
むろん、記者たちはオウムなので、教えられたとおりに囀るだけだ。

レッドヘリング、レッドヘリングを差し出されている気がする。
なにかがおかしい。

それにしても、私が柏崎刈羽原発にこだわるのは、やはり親族にとって縁深い場所で、現地に直接のつながりがあるからだな…。福島第一、第二だって、問題は山積しているし、陸電の志賀原発だって同様…言ってしまえば日本中の原発はみんな危なっかしく、怪しげな状態にあるのだが…自分にとって深く関わっているという気持ちにならない。

想像力にも理解力にも限界がありすぎて、警戒しなければいけないと感じるのに、恐怖の正体が分からない。こういう状態が一番よくない。いたずらに不安ばかりがふくらみ、どうしたらいいか、が分からない。

だが原発賛成派のように「日本の技術力は世界一」とか「やめたら火力発電に頼るしかなく、資源不足と環境悪化をまねく」といった、政府や電力会社のパンフレットの文章そっくりの呪文を唱えていれば幸せ、という訳にもいかない。
問題がおきたら「たいしたことはない」「おおさわぎすることじゃない」と唱えていれば被害が自然に小さくなると考えられるほど、信心深くもなれないのだ。

だからといって、形のない不安を口にしつづけて、どうなるものでもない…。

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