東方不敗の幻想

インターネットのジャーナリズムについての覚書

touhou_huhai@gemini.livedoor.com

ペシャワール会について

2006-08-12 00:50:41 | 海外
ペシャワール会という組織がある。
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で医療と農地整備などの活動をする団体だ。
アフガニスタンが活動場所に含まれるため、
過去数年でメディアに露出する機会が多かったように思う。

私は、このペシャワール会の中心人物である中村哲をかけ値なしに尊敬する。
会ったことはないし、パキスタンの土地を踏んだこともない。
現地については、
知人のバックパッカーが語り聞かせてくれた話でしか知らない。

それでもWebサイトを見ていると、大変に感心する。
ペシャワール会は、本当の意味でインターネットをうまく使っていると思う。
彼らの活動は、どんな英雄きどりのジャーナリストの百倍も、二百倍も素晴らしい。
ジャーナリストは何も生み出さない。
しょせんは虚業である。
自分たちの使命感や偉業をいかに青筋たてて語っても、やはり、だめだ。

一方、活動ぶりをきちんと継続してインターネットて伝えることで、
多くの人に感銘を与えるペシャワール会は、「報道」という面でも優れている。

しかし、遠くから見て感心しているのは、善人ぶったゲスなやじうまだ。
私の最もよくないところだ。
私も最近やっと安定した職につけて、少しお金ができたので、
まずはちゃんとペシャワール会に入って、会費を払おうと思う。


最新の画像もっと見る