東方不敗の幻想
インターネットのジャーナリズムについての覚書

touhou_huhai@gemini.livedoor.com
 



私には、真心をさらすのは難しい。
でも、真心がなにかをいつも確かめていないと、見えなくなってしまう。

日常生活の中で、真心と違う人物を演じていると、少しずつ、真心に圧力がかかり、歪んでいく。そして見えなくなり、分からなくなる。

人は、打算だけで動く存在ではない。いや、そうなり得るが。

しかし親でも子でも恋人でもない誰かのために命を投げ出し、実現のおぼつかない主義のために生涯すべてを賭ける。誰しも心にそういう可能性を秘めている。
日曜心理学者は、承認欲求とか利己的遺伝子とか、なんでも仰るが、それは後付けの説明にすぎない。

気高い行為。残虐な行為。定軌を逸した行為。
精神の深淵からほとばしりでる炎のような輝き、それに直面したとき、屁理屈はふっとぶ。いや、あとから、自己防衛のために理屈をこねはじめるかもしれないが、直面したその瞬間には意味を失うんだ。

多くの人はそうした出来事にはぶつからず、せこい打算の枠組みの中でもがき、苦しみ、あがき「これが世界なんだ。これしかないんだ。この世界で善を成すには、善が打算である必要があるんだ」と思い込む。

そして、善に名を借りた打算、すなわち偽善によるボランティアや慈善活動をみて「安心する」。ああよかった。この世に打算以外のものなんかありゃしないと。

その不安の源はなにか。彼等は恐いんだ。自分の中にあって、自分を滅ぼす行動に駆り立てかねない、正義が、愛情が、憐憫が、悲苦が、憎悪が、嫉妬が。だがそれを押さえつけて、心の泉を枯れ果てさせたって…決して幸せなんかじゃない。

そこに宗教が入り込んでくる。
特に、死が迫る晩年に。


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スウェーデン、「盗聴法」可決される
http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-1077.html

今後、日本の国会では、児童ポルノに名を借りたフィクション規制と同じく「海外でも複数の国が」といった主張になっていくでしょうね。

欧州諸国ってちょっと前まで、中国の通信監視を人権侵害とかww言ってませんでしたっけ?ww
「てへへ、やっぱり中国君の方が正しかったよ。国民の通信監視は必要だよね!」
「分かってくれればいいんだ!これから通信監視をしない国は後進国、って雰囲気を盛り上げていこうぜ」
「うん!あの夕陽に向かってダッシュだ!」

日本の通信傍受法でさえ、令状が必要なのに。スウェーデン、さすがすぎる。米国もにっこり。仲間が増えてよかったね。

私は前々から「海外がこうだから日本もこうすべき」という理屈に大反対でした。
「海外で共謀罪が当り前なんだから日本もやれよ」とか「欧州は脱原発なんだから日本も脱原発しろよ」みたいなの。
バカじゃねぇの?じゃぁ海外が共謀罪廃止になったら日本も従うの?欧州が原発再開になってるから日本も原発拡大になんの?

…って、まぁ現実にはそんなもんですけどね。

海外うんぬんと関係なく、政府の強権をもたらす共謀罪には反対だし、原発は減らしてかないと”死”のリスクが大きすぎる、って言わないと、自分自身の軸がなかったらダメだよ。そもそも共謀罪なんて諸国の警察官僚がスクラム組んで「国際的な常識」を作り上げてるんだから。国際連帯するのは反体制側だけじゃない。

あーもう。通信傍受法改正、来るだろうなぁ…。
PGPの再注目とか、市民が自分の力で政府からプライバシーを守る時代が来る。
しかしそれも…。


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韓国反政府集会が激化、新聞社を襲撃 カメラマン負傷
http://www.asahi.com/international/update/0628/TKY200806280250.html

ここ連日の暴動で、朝鮮日報は半狂乱になって「一部の勢力」を批難してきたが、やれやれ、こうなってくるともう…。いや、ざまぁみろ!とは言えない。心情と道理は別だ。

どうせ2ちゃんねるでは、どちらに味方していいか分からない連中が、民族差別をひとくさりやって終わりだろうな。突然、言論の自由を持ち出したりしてきて…普段は「下品すぎる」とかメディア叩きに余念がない、ネット紅衛兵のくせに。

朝鮮、東亜、中央はハンナラの御用聞き新聞で、牛肉問題に端を発した反政府運動に一貫して批難を浴びせてきた。日本の読売、朝日、日経、毎日、産経といった大手紙の媚権体質をさらに酷くしたものだといっていい。

道理のうえでは、反政府運動をやってる側は「方法が間違っている」(使い古された言い草)と思うが、心情のうえでは、どうしても味方だ。

小倉秀夫弁護士はこれをどう見るかな。
朝鮮日報のいいぐさによれば、覆面の連中が運動を指揮していることを。もちろん学生運動のときだって、覆面のオルグたちは居た。
いや、どちらにせよ彼はこういう暴力に訴える活動を認めないに違いない。
言葉と論理と、法によって物事を治める。それによって流血や不正を防ぐ。
それが弁護士だ。

背後にはネットを利用するデマゴーグがいる。私はそれを心情的に支持してしまうけど。ただ、日本では恐らく、起こらないだろう。



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本当に好きなことを…
うーむ。涙が出そうだ。

歴史は楽しい…文献史学なんてクソみたいなもんで、これからは考古学と文化人類学だよ、って何度も文献史学の先生に言われたけど。
ああ。時間を作ろう。それくらいのぜいたくはあるはずだ。

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この問題はちょっと錯綜するかな
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080626/1214459747


こういう、史学科の学部生が一年目におさらいするような話を蒸し返すのって、昔の無邪気で幸せだったお時代を思い出して、涙が出るほど楽しいなぁ…。
若くて、今ほど陰鬱に悩むことは少なかった。若いときほど暗いというのはウソだな。生活が苦しくなればもっと暗くなる。

コメントをいっぱいぐだぐだつけてしまったけど、上記ブログの書き手のfinalvent氏も、その引用元のブログの書き手も、12世紀になってからレ・コンキスタでヨーロッパがイスラムから古代文献をゲット!みたいな話をあまり掘り下げないので。「マホメットとシャルルマーニュ」とか過去の遺物になったんだな、とショックではある。

何がいいたいかというと、スペインは、イスラムに支配されていても、やはりヨーロッパの一部であったし、ピレネー以北の国々と、陸路で、そして海路でつながりがあった。支配者の宗教をもってヨーロッパか否かを分けると、エジプトの一部がヨーロッパになるとか、まfinalvent氏の引用しているブログの書き手は平気で強弁しそうですけど。

フランク(西ローマ、辺境)とビサンティン(東ローマ、中央)の図に集中してしまうと、8世紀以降、イベリアのアル・アンダルスもまた地中海世界にとって一個の文化的中心であったということが見えにくい。

カロリング朝ルネッサンスについては、ウマイヤとの接触がもたらしたという説は、私が教育を受けたときにはあまり支持されていなかった。ピレンヌテーゼへの反論が盛んで、ヨーロッパ独自の文芸復興であった、とする見方が教師のあいだに強かった。修道院に蔵書がいっぱいあったとか、「薔薇の名前」チックなロマンが語られていた。

といってもコルドバの爛熟について、私は結局、高校世界史用語集くらいの知識しか得ず、ユダヤ史をとったとき、スファルディにとってはウマイヤとその残党こそが、文化的中心であって、レ・コンキスタの進展によってスファルディの生活基盤は崩れ、学問は滞り、同時に離散先のキリスト教社会でその成果は吸収されていったという、いわばコルドバの光が投げ掛ける影の一つを学んだに過ぎないのだけれど。

それでも、レ・コンキスタによって、ヨーロッパにイスラム経由で古代文献が伝わったという、流れを信じるなら、722年のコバドンガの戦いで、あるいは732年のトゥール=ポワティエの戦いで、最初の捕虜がとらえられた日から、すべては始まっていたはずだ、と私は思う。
【追記】2008/06/27
とはいえイベリア征服戦争当時のウマイヤ軍はギリシア語やシリア語(アラム語に近い)などに不寛容だったし、そもそも、まだムスリムは学問なんてない蛮族の群れに過ぎなかったから、ローマの遺産を蓄えた修道院が沢山ある西洋にとって学ぶべきものなんてなかったよ!と否定されそうだけど…。

これは本当に学者か学生でないと分からないね。ああ。学問を楽しむのって、特権なんだな…いいな…。


修道院に書籍が残されていても、学問というのは外部からの刺激を与えられて発達するものだと思う。格好をつけるならローランの歌から狂えるオルランドまで、800年間続いた怨讐の戦争は、確かにおぞましいもので、戦争になんらかの意義なんて与えたくないが。絶えず「敵」の文化を互いに伝あったし、それは少なくともヨーロッパ側には血肉となったはずだと思う。


【まとめ】
12世紀ルネッサンス以前にも、古代の研究が行われていた、と主張する際には、それをヨーロッパ(フランク勢力圏)独自の遺産とするのではなくて、8世紀ごろからウマイヤ朝のイベリアが影響を与え続けていた、と考えて欲しいな。というのが時代遅れなピレンヌ好きの主張である。


【追記2】2008/06/27
トルコをEUに加えるべきかどうか?とか、フランスのムスリムがこれ以上増えたら、それは西洋の国と呼べるのか、とかいう話にも関ってくるな。
まぁ専門の人を除けば、大抵のインテリゲンちゃん(笑)の頭はくっきりイスラムとヨーロッパが切り分けられているハンティントン脳なんだろうけど。正しくもあり、間違ってもいる。

翻って日本はどうなんだろう。「東亜」という認識はあるのかな。どんなに髪を染めて肌の色を抜いて、欧語を覚えても「西洋」にはなれない。かといって東亜の主流になる気力もない。脱亜入欧できず、かといって東亜に出戻りでは中国文化圏にされてしまう、という、なさけなーい恐怖に怯えている。大東亜共栄圏とか、戦前の醜いイケイケはなんだったんだろうね。


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茶番だな。でもこれが日韓の右翼や、韓国の脱北者関連組織にはショックらしい。

中南米における主たるテロ支援国家でもある米国や、アフリカにおける主たるテロ支援国家である中国が、指定を受けていないというのに。ふふふ。当の米国が、なにやら指定だの解除だのすること自体がおかしい。

核実験をやってみせたらテロ支援国家でなくなるというのでは、道理も何もあったもんじゃないな。まぁ右翼は頑張って再指定を働きかけたらいいさ。
今の右翼にはまともなことを何一つできないのだから、愚劣な米帝国主義の片棒をかついでエネルギーを浪費するのが一番さ。

左翼も役立たずだ。さて、朝鮮総連に連絡をして、ネット規制法についてどう考えているのか聞くならこのタイミングだな。




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2008/06/26-19:43 台湾から岩手、宮城に義援金=岩手・宮城内陸地震
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008062600963

じゃぁあの騒ぎは何だったの?今の国民党ってもしかして、ちょっとホッとするほどマヌケなのか!なんか嬉しくなってきた!

【追記】2008/06/26
じゃなくて後任が決まるまで…ってことかな。まさか花道とも思えないし…
どうなってるんだろ。まぁ交代が決まればWebサイトでも告知されるはずだし。

…馬 の あ れ は 思 っ た よ り 後 先 考 え な い 反 日 パ フォ ー マ ン ス だ っ た の か

チベットが悲惨だから、何となく台湾も悲観的にみてしまうのだが、やっぱりニュース読んでるだけじゃ本当のところは分からないね。


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77歳の男「家族全員殺した」 千葉・柏市で4人の遺体
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200806240039.html

通り魔と、自宅での殺し。7人の死と4人の死。
被疑者は25歳の若者と77歳の老人
ダガーナイフとハンマー(どちらもドラクエに登場する)

死んだ人間と、確定していない「犯人」をおもちゃにする、マスコミと読者。
こうしたニュースをとりあげてあれこれ言うのは、本当に下劣だと思っていた。
よし下劣になろう。政治利用しよう。もう構わないじゃないか!お上品にふるまったって、何にもならない。他人の不幸で徹底的に楽しんでいいさ。それこそ自分が標的になったときを想像できない、薄汚い2ちゃんねらーや俺のようなブロガーの性ってものだ!

言ってみろよ!ゲームのせいだって!ネットのせいだって!アニメやマンガのせいだって!
被疑者の自室を調べて蔵書や趣味をちくいち書きたてろよ!くそったれ!

【追記】2008/06/24
ネットで予告してくれなかったのか、だから警察は防げなかったのかな。
児童ポルノと無関係だったのか、だから子供の死を防げなかったのかな。

でも原因はある。憂鬱だが、いつも死には原因がある。秋葉原の通り魔と同じ、ただただ不愉快な原因があるのだ。


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…ああ。フェリーの転覆もひどいが、それ以外の被害も漏れ聞こえてくる。

なぜこんなに…と思うけれど、それはつまり各国で人口が増えたせいだと思う。
百年前なら、人口が少ない分、あたりまえだが死者も少なかった。
今は被災地の人口が多いから、死者も増えてしまう。

フィリピンは台風の通り道のようなところがあって、以前から大きな被害は、何度も報じられた。

そしてフィリピンにも、私からみて正しいと思う活動をする日本のNGOがいる。
だから、彼等はがんばるだろう。

海外で支援活動をするNGOでも、ちゃんとまともに手を動かす組織は、それがために冗談みたいに貧乏で、キツキツで…高等教育を受けた人材が最底辺に近い生活に甘んじて、懸命に働いている。
それも、つきとめていえば、日本という国が人材育成のために行った有形無形の投資を、国内に還元せず、あたら費やしていることになるだろうか…。なるのだろうな。まともな日本のNGOは、できる限り現地の人材を育てようとする。基礎となる高等教育を施せる訳ではないが、高等教育を受けた人材に最良の現場教育を与えようとする。それによって現地に自律的基盤を打ちたてようとする。
それは、国家のためではない。もっと別の次元のものだ。生きた人間による、生きた人間のための、”仁侠”の行いだ。

しかしそういう美談はともかくとして、災害は無惨だ。

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ほう。
http://www.asahi.com/international/update/0620/TKY200806200299.html
聯合報ね。じゃぁ民進党寄りでもない。調査期間がほしいところ。でも原文にあたる気力がない。

尖閣諸島問題はかえって国民党に逆風?政敵の追い落としにかまけて民意を失ったとか。そうかー。もう駄目だ!と思ったが、大騒ぎするほどでもなかったか。

でも政権がひっくり返るまでには到らないからな(ー_ー)
とすると、日本事務会を廃止し、許駐日代表を辞任させただけで、一時的には日本とのチャンネルが切れても、あとから新しいチャンネルを作って「関係修復」を演出すれば支持率は上がるかもしれない。

そうなっても日台の関係が強いことは変わらない?か?

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