すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

投票に行ってください

2012年05月20日 | 日記
今日は住民投票の登場日です。市政始まって以来の住民投票です。ぜひとも投票に行ってくださいね。

今回の住民投票は、詰まるところ、基本的な思想性の違いなのだと思います。
耐震改修すれば使える建物を捨てて、新築するのは「もったいない」と思います。この、もったいないという言葉がキーワードだと思います。ヨーロッパに行くと、蚤の市が日曜日に立ち、壊れたドアや器が売っています。市民は日曜大工で、壊れたドアの取手や木材を再利用するんですね。僕はそこに物を大切にする心や豊かさを感じます。

有利な財源が使えるうちに新築すようという発想はアメリカ型の大量消費、使い捨てのライフスタイルと通じるものがあると思います。確かに使い捨ての紙やプラスチックの器は洗わなくていいし、便利です。でも、やはり、使い古したお茶碗の方が僕は好きです。それが民藝の地である鳥取に合うと思いますし、地球環境に優しい生き方なんだと思います。

現庁舎は京都大学の時計台などを設計した内藤博士が心血を注いだ建物であり、鳥取大火の後、財政再建団体になった鳥取市が、厳しい財政の中で倹約を重ねて基金を積み立て、財政再建団体から立ち直ってから、やっと建てた記念物でもあるんです。僕は大切にしたいと思います。
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1 コメント

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Unknown (西尾啓一)
2012-05-21 00:07:03
皆さんの活動が実を結んでおめでとうございます。しかし実際に考え方を具体化して行く仕事はこれからです。
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