すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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代表質問をしました

2012年03月03日 | 日記
 代表質問をやらせていただきました。内容は新聞やテレビでも取り上げられたので、すでにご存じの方があるかもしれません。
県のホームページでご覧いただければわかると思いますので、一度、時間のあるときにでも見てやってください。

http://www.pref.tottori.lg.jp/module/356765.htm#moduleid356765


 今回の代表質問は「パートナーシップ」という切り口でおこないました。部分、部分であるパートが、連携してパートナーになれば、相棒または配偶者になっていく。ひとつの理想であると思うんです。そして、平井知事のマニフェストの最初にあるのが「パートナー県政」です。

 午前中はフランスの思想家であるトクヴィルを言葉などを引用しつつ、パートナーシップの方向性を議論した後、平井知事のマニフェストにある「情報公開」「県民アンケート」「住民投票」について、いろいろと伺いました。そのうえで、「橋下大阪市長率いる大阪維新の会は、府議会、大阪市議会へ議員を擁立したが、首長を監視・牽制すべき議員が首長に応援されて当選したのでは、本来の使命を果たせないのではないか。これは禁じ手だと思うが、知事はどう思うか」と聞きました。平井知事は連携するつもりはないと断言いただきましたし、教育委員会との関係でも、大阪維新の会とは一線を画される思いも明らかにしていただきました。ただ、教育委員長の回答は形ばかりの答弁で、これでは形骸化していると批判されてもしかたないなと思いました。

 午後からは県政の中で登場する様々なパートナーを支えるためにどすればいいかを議論しました。「農福連携を進めよう!」「病児・病後児保育を充実させよう!」「地域包括ケアを進めよう。郊外の大型特養ではなく、地域で暮らせ続ける共生ホームへ」さらに「制度融資はブラックボッスス。せめて、制度ごとに破たん先債権、要管理債権、要注意債権の額ぐらい把握しましょう」と問いました。知事の基本的な方向性は私と一致していることがわかりホットしました。

 また、企業支援策も細かく問いました。補助金は事業終了後ではなく、事業開始時に支払うこと。公共事業に関しては提出する書類が多すぎて人件費がかさんでいるので、提出書類は最低限に減らすこと。入札最低予想価格は算出価格の90%となっているが、90%では適正利潤は確保できないので、100%にすること。補助金は雑収入として会計処理されるので、黒字企業の場合は課税されるので、控除制度を設けることなどです。平井知事は検討を約束していただきましたので、今後の検討を見守りたいと思います。
 
 最後はパートナーの安心安全を守るためにの議論です。「福島第一原子力発電所事故を想定して避難計画などが立案されようとしているが、島根原発の放射性物質が全部一度に放出する最悪の事態をベースに議論するべきではないか」という質問をベースに、安定ヨウ素剤の配布、生活用水の確保、避難計画の安全性、サーベイメーターの原発立地県との協働使用など様々な提案をいたしました。

 壇上での質問はおおむね1時間とのことで、少々オーバーしてもいいのなかと思っていたのですが、議長から「おおむねとは一割程度オーバー」と注意を受け、計画を変更せざるをえなくなりましたが、それでも、言いたいことは8割程度話せました。多くの皆さんに傍聴いただきましたほか、ケーブルテレビやインターネットでも、何人もの方から見たよと言っていただきました。議事録が上がってきたら、再度、アップしますが、とりあえずご報告いたします。
コメント
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