すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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あいと地球と競売人

2011年08月07日 | 日記
 ミュージカル「あいと地球と競売人」をとりぎん文化会館で鑑賞しました。
 このミュージカルは1994年3月、出雲市民会館で開催された第三回島根音楽祭で初演されて以来、上演が続けられ、「愛・地球博」などで好評を泊してきましたが、まだ、鳥取市では上演されたことがなく、寂しい思いをしておりました。それだけに関係者から上演のお話を聞いた時にとても嬉しなり、政務レポートを郵送する中にチラシを入れさせていただいたり、友人知人に声をかけたりして、勝手連として鑑賞を呼び掛けておりました。この日は市庁舎建設の是非を問う市民の会の会合もあったのですが、ずっと前から応援してきた関係もあり、市民の会の皆さんには申し訳ないと思いつつ、とりぎん文化会館の座席に座ることとしました。
 会場の1、2階席は、ほぼ満席で、2000人近い市民が鑑賞されたと思います。ストーリーは小さなお子さんでも理解できる簡明です。地球を汚して売り払ってしまおうとしている暗黒の妖怪の首領には、自然の仕組みや地球の成り立ちを学び、地球を大切にしようと友達に語り始めたあいちゃんが敵対する存在に写り、死神に命じてあいちゃんの命を奪います。あいちゃんの死をきっかけに、あいちゃんの残した地球を大切にしようとマンガを世界に伝えようとあいちゃんの友達だった子どもたちは決意します。そんな子どもたちに襲いかかる妖怪たち。しかし、天国からのあいちゃんの声に励まされた子どもたちは、心を合わせ、地球を守る歌を唄い続け、妖怪たちを打ち破るというものです。
 歌声が美しく、舞台いっぱいに踊り、跳ねるのは子ども約80人、大人約50人にもなり、迫力満点です。もちろん、プロではありませんから、小さなミスはありましたが、舞台で演じる人たちの賢明さがヒシヒシと伝わり、最後は会場の観客も手拍子で参加して、心の通い合う素晴らしい舞台だったと思います。感動をありがとう。素直な気持ちになり、そう思いました。県内では鹿野で中島さんたち鳥の劇場が頑張っておられますし、11月には第10回日野町民ミュージカルも上演されます。ミュージカルは素晴らしい総合芸術です。鳥取、島根両県で活動が益々盛んになるように祈りたいと思いますし、県政の立場からどんな支援策を打ち出せばいいのか、しっかり考えたいと思います。
 
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